ネタか挑発か?HUAWEIが元日からやらかす…「あけおめツイート」をiPhoneから投稿

昨年末には各国で5G設備を巡って排除の動きや日本でも政府が指定分野での排除を”要請”するなどと話題となっているHUAWEIですが、2019年最初のあけおめツイートが話題となっています。
中国ではAppleボイコットの動きもあるならiPhoneからツイート
先日はApple MusicのアカウントがAndroidから投稿して、「ライバル端末から投稿!?」と話題になった「どの端末で投稿したか」問題…。
サムスンがスポンサーをしている選手やブランド大使ががiPhoneから投稿して突っ込まれるのは今までもよくありました。
そして年も明けた2019年の元日、多くの企業は今年もよろしくね!とあけましておめでとうツイートをしている訳ですが、HUAWEI公式アカウントも例に漏れず下記の内容を投稿。
Happy #2019 from all of us at Huawei. Our resolution this new year is to give you more reasons to connect to those you care about. pic.twitter.com/utcbQYN0Pt
— Huawei Technologies (@Huawei) 2019年1月1日
で、これがどうしたの?っていう話なのですが、実はこのツイートは「とある事情」で再投稿されたものなんです。
それが実は最初の投稿が、”iPhone“からだったから。
That was fast pic.twitter.com/y6k0FJF7Gq
— Marques Brownlee (@MKBHD) 2019年1月1日
というのも、政府機関でのHUAWEI製品締め出しなどの動きなどもあり、とある中国企業では従業員からApple製品を取り上げたり、Apple製品を購入する従業員に罰則を与える企業も出てきたりしているようなんです。
さらにHUAWEIを支持する中国企業も多く出てきており、HUAWEI製品の購入を補助するところもあるんだとか。
そのような中で、HUAWEI公式自らがiPhoneで「新年の挨拶」を投稿したとなると、支援している企業からするとおいおい…という話ですよね。
同投稿はすぐに削除されて別の端末から再投稿された訳ですが、HUAWEIとしてはあえての皮肉でiPhoneから投稿した”ネタ”だった可能性もあります。でもその冗談は通じなかったようですね。
Reutersによると、新年早々にも「アメリカの企業が中国のHuawei社とZTE製の電気通信機器を使用することを禁じる大統領令」を出すのではないかとの話もあり、政治的にも微妙な空気の中での今回の件、笑い事ではすまなそうです。