【秋元康プロデュース】課金率100%『神の手』サービス終了に 年商1200億円ならず

あの秋元康がプロデュースしたアプリ『神の手』が終了しました。
これにより、「年商1200億円」と豪語したブランジスタの計画は失敗した…ということになります。
『神の手』はAKBヲタ釣りに全力だった
『神の手』とはクレーンゲームアプリです。
しかしながら、ただのクレーンゲームではなく「課金率100%」そして「秋元康プロデュース」という鳴り物入りでスタートしたサービスになります。
では何を景品にしていたかというと、「場空間」やAKB関連のグッズでした。
場空間とは「今のこの時、あの瞬間の空気を缶に閉じ込めました。」と言う缶…とのこと。
(何となく昭和の香りがする商法ですよね…。)
そして、前述の通り「AKB」と「秋元康プロデュース」という看板をひっさげ、理論上は「年商1200億円はいける!」とのことでした。
これは期待できる!!!と言うわけでしたがその結果どうなったか…。
『神の手』の結果は…
どうも売上げは微妙だったようです。ブックオフに置かれてしまう始末…。
ブックオフに場空缶あったんやが() pic.twitter.com/N8Gz3jLvYH
— かきぴー🐻♡@みるのまゆげ (@OREHA_KAKIPI) 2018年7月22日
2017年9月期第1四半期の「神の手」の売上げは6000万円。営業損益は4500万円の赤字でした。
またその後の売上げも冴えなかったようで…。到底1200億円には届きそうにありませんでした。
トドメを刺したのはApple
そしてそんな『神の手』ですが、終わりの時が来てしまいました。
終わらせたのはAppleでした。
詳細な理由は分かりませんが7月21日以降、App Storeでアップデートの審査でリジェクトされてしまったようです。
それによりiOS12に対応したアプリを提供できなくなったとのこと。
これにより終了が確定したそうです。
とは言え、そもそも赤字だったので「Appleという言い訳ができて良かったんじゃ」という意見もチラホラ…。
まあAppleって言い訳できてブランジスタもホッとしてるんじゃ
— あらら (@alxgji12) 2018年12月19日
「秋元康」「AKB」という看板、「課金率100%」という素晴らしい(?)ビジネスだとしてもダメな時はダメなのですね…。