【秋元康プロデュース】課金率100%『神の手』サービス終了に 年商1200億円ならず

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by yoshimitu

あの秋元康がプロデュースしたアプリ『神の手』が終了しました。

これにより、「年商1200億円」と豪語したブランジスタの計画は失敗した…ということになります。

『神の手』はAKBヲタ釣りに全力だった

『神の手』とはクレーンゲームアプリです。

しかしながら、ただのクレーンゲームではなく「課金率100%」そして「秋元康プロデュース」という鳴り物入りでスタートしたサービスになります。

では何を景品にしていたかというと、「場空間」やAKB関連のグッズでした。

場空間とは「今のこの時、あの瞬間の空気を缶に閉じ込めました。」と言う缶…とのこと。

(何となく昭和の香りがする商法ですよね…。)

そして、前述の通り「AKB」と「秋元康プロデュース」という看板をひっさげ、理論上は「年商1200億円はいける!」とのことでした。

これは期待できる!!!と言うわけでしたがその結果どうなったか…。

『神の手』の結果は…

どうも売上げは微妙だったようです。ブックオフに置かれてしまう始末…。

2017年9月期第1四半期の「神の手」の売上げは6000万円。営業損益は4500万円の赤字でした。

またその後の売上げも冴えなかったようで…。到底1200億円には届きそうにありませんでした。

トドメを刺したのはApple

そしてそんな『神の手』ですが、終わりの時が来てしまいました。

終わらせたのはAppleでした。

詳細な理由は分かりませんが7月21日以降、App Storeでアップデートの審査でリジェクトされてしまったようです。

それによりiOS12に対応したアプリを提供できなくなったとのこと。

これにより終了が確定したそうです。

とは言え、そもそも赤字だったので「Appleという言い訳ができて良かったんじゃ」という意見もチラホラ…。

「秋元康」「AKB」という看板、「課金率100%」という素晴らしい(?)ビジネスだとしてもダメな時はダメなのですね…。


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