ソフトバンク、通信障害の代償…5日間で解約が1万件以上

今月12月6日に発生した大規模な通信障害に関して、ソフトバンクは上場記者会見の席上で謝罪するとともに障害内容と対策を説明しました。
障害後の5日間で1万件以上の解約
エリクソン製の通信機器(MME)の証明書の期限切れが原因で発生したソフトバンクの通信障害ですが、大きくテレビで取り上げられ話題になりましたよね。
ソフトバンクの謝罪文の語尾が笑えるw pic.twitter.com/UGPWs3N7mM
— Hashimomo_mo (@Hashimomo_mo) 2018年12月6日
ソフトバンク回線をお使いの方に取っては時間にして約4時間半程度でしたが、改めていかにスマホが当たり前になっているかを感じたのではないでしょうか。
そんなソフトバンクの通信障害ですが、影響範囲が3000万件にものぼり総務省からは「重大な事故」と位置付けられるほどとなってしまいました。
そのようなこともあってか先日ソフトバンクは上場会見の席上で謝罪の上、改めて通信障害の発生状況と恒久対策について説明をしたんです。
また宮内社長は、今月起きた大規模な通信障害について、「日中だったので、企業の方はビジネスの連絡がとれないとか、個人の方も待ち合わせができないといった影響が出た。多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と述べ、通信障害のあと初めて謝罪しました。
引用元:NHKニュース
その席上でNHKニュースによると、この通信障害の影響と思われる解約が障害発生後の5日間で1万件以上もあったことが明らかになったんです。

イメージ画像
普段どのくらいのペースで解約されているかの数字がないので比較はできませんが、単純に数字だけを見てしまうとやはり一時的とは言え携帯が使えない状況が起きてしまったキャリアでそのまま使い続けたくない…という人が多かったようですね。
またこれからキャリアを選ぶ際にはソフトバンクは通信障害があったし…と、イメージダウンになるのは間違いなく、今後の新規契約件数にも影響もありそうな気もします。
本障害はソフトバンク自身が問題ではなく、エリクソン製の通信機器(MME)で他国でも発生していたことだけに、信頼回復にはまだまだ時間が掛かりそうです。
関連記事