PayPayで不正利用 クレジットカードの高額請求の被害が多発

更新日:

by maruuo

Twitterを中心に「PayPay経由でクレジットカードを不正に使われた」という声が拡散しています。

個人の被害額は3万円程度から100万円と幅は広いようです。

PayPay利用者”以外”の方が被害に

被害に遭われた方の声をまとめてみました。

こちらの方は40万円も使われたそうです。最初に海外での不正利用の試みがあり、それが失敗した後PayPayに使われてしまったようです。

先ほどの方と比べると少額ですが、それでも5万円の不正利用は大きいですね…。

こちらの方は36万円…。

そして50万円の被害です。どうやらカード会社に問い合わせが複数きてるとのことです。

クレジットカード会社からの連絡によって不正利用の発覚したケースが多いのが特徴と言えるかもしれません。

とは言っても、100%クレジットカード会社が感知できる訳ではないので気になる方はクレジットカードの明細を注意した方がいいかもしれません。

PayPay経由でのクレジットカード不正利用の原因は?

なぜ被害がここまで拡大したのか?原因は2つ考えられます。

クレジットカード情報の漏洩

今回の騒動は「クレジットカード情報の漏洩」が根幹にあります。もともと漏れていたクレジットカードの情報をPayPayを通して使われた訳です。

なぜPayPayが使われたかと言うと、クレジットカードの「情報のみ」ではオンラインでしか決済できません。

そうなると犯人としては住所を晒したくないのでどうしても不正利用を通して買えるモノには限りがあります。

ところがPayPayを通すコトでビックカメラ等の実店舗での購入が可能となります。

また店内にはPayPay決済で行列ができるほどでした。足が付きにくくなるタイミングだったのでPayPayを選んだ可能性もあります。

そして購入した高額商品は転売することで換金が可能となります。換金が済めばあとは自由に何でも買える訳です。

PayPay決済での本人確認を怠った?

PayPayは不正利用を防ぐ為に3万円以上の決済時には免許証等を使った本人確認が必要となります。

しかしながら多数の被害が報告されている現状を鑑みるとそれが行われていなかった可能性があります。ひょっとしたら犯人はレジの店員さんのQR決済に不慣れな部分を突いたのかもしれません。

QRコード決済の被害の”序章”かも…

これらの原因でクレジットカード不正利用が起きたとすると、今後様々なQR決済サービスが大きなキャンペーンを行う度にこのような被害が起きる可能性があります。

そしてこの被害を防ぐための対応策が私たちにはほとんどありません。せいぜいクレジットカードの利用履歴をちゃんとみること程度でしょうか。


関連記事