メルカリがスーパー風の折り込みチラシをテスト中

サービスが大きくなってくると新規ユーザーの獲得が難しくなってくるものですが、フリマアプリの『メルカリ』がなかなか斬新な方法を試しているようです。
見た目はスーパーのチラシにしか見えないもののよく見ると…
webサービスやアプリはWebでの広告でユーザーを集め、次の段階としてテレビCMなどで新たなターゲット層にリーチさせることはよくありますが、『メルカリ』が試しているのはスーパーの折り込みチラシ風の広告。
いかにもファストファッションのお店っぽく、今朝の折り込みにメルカリのチラシが入ってた。そういう時代か。 pic.twitter.com/un5NbI1YfJ
— いけわきけいた (@eightrange) 2018年12月11日
左上の『メルカリ』のアイコンがなかったら、イトーヨーカドーやイオンのチラシと言われても分からないほど。
って自社で商品がある訳ではないのに商品写真や価格を乗せていいのかな…と思ってしまうのですが、どうなんでしょうね。一応価格には「XXXX円」などとは書いてはあるのですが…。
この折り込みチラシ何パターンかあるようで、こちらは家電量販店風。「徒歩0分!オープン(スマホの中)」って…w
メルカリ、チラシ打っとる。 pic.twitter.com/k1tuSSgrE7
— tommy (@tritommy_jpn) 2018年12月11日
さらにこちらは地元のスーパーの様な雰囲気を狙ったバージョン。超特価!の文字とともによーく見ると乗っているのは、トイレットペーパーの芯にアメリカンバイク、ペッパー君までw
田舎のスーパーのチラシだと思うだろ?メルカリなんだ pic.twitter.com/VyyiQlia9J
— 氷下魚 (@5sunkugi) 2018年12月12日
それぞれ特徴を捉えてなじみのある折り込みチラシの雰囲気を見事にまで再現しており、普段から新聞の折り込みチラシをチェックしている人なら自然と見てしまうことは間違いありません。
この折り込みチラシねとらぼの記事によれば、北海道・愛知県でのテストマーケティングとして行われたもののようで、40代以上をターゲットとして新規獲得を狙った施策とのこと。
普段ネットに接しない層に対してはテレビCMというイメージでしたが、さらにそこでも獲得が難しくなったら今度は新聞の折り込みチラシ…確かに理にはかなっているとは思いますが、果たしてその人たちがスマホを操作して『メルカリ』アプリをダウンロードして使えるかどうかは別問題のような気がします。