フランスのデモ活動で一部の市民が過激化…Apple StoreやFENDIなどで商品略奪

テレビのニュースでも大きく取り上げられている、フランスでの燃料税引き上げに反対するデモ活動。

そのデモ活動が過激化し、一部で暴徒化したデモ隊が店舗での略奪行為にまで及んでいるようです。

もはやデモではない略奪行為

「黄色いベスト」を着用し燃料税引き上げに反対するデモ活動がフランスでいまだ続いていますが、警察との衝突も激しさを増しています。

そのような中で一部のデモ隊は暴徒化し、Apple Storeなどを襲撃。商品を略奪する行為にも及んでいるそうなんです。こちらがその様子を撮影したもの。

動画を見るとデモの目印でもある黄色いベストを着用していない人も多く見られ、デモの混乱に乗じて商品を盗もうとしているのではないかとも思われます。

このような行為はApple Storeだけでなく、高級ブランドのFENDIにも及び略奪行為のあとでお店の中の商品がすっかりなくなってしまっている様子も撮影されていました。

当初は燃料税引き上げに反対するデモ活動だったはずが、一部とはいえこのような犯罪行為にまで及んでしまうとその主張の正当性を訴える活動としても非難を浴びることになってしまいます。

一体どのような形で収束するのかまだ変わらないフランスのデモ活動ですが、まだまだ混乱は続きそうです。