「iPadは行橋市の地場製品です」→ふるさと納税額が3倍に

iPad Proが「地場製品である」という名目で返礼品を開始した福岡県行橋市。
その結果、寄付額が昨年の8億円4000万円から今年は25億円…つまり3倍になるほどに激増しているようです。
ふるさと納税のルールの範囲内?範囲外?
なぜiPadが地場製品と言えるのか。その理由は「市内の業者がiPadを取り扱っているから」と行橋市市長は述べています。

出典:行橋市HP
Apple Storeは行橋市には無いはずですから家電量販店にiPadが置かれていることを指しているのだと思われます。(もはや行橋市とは全く関係ないような…)
しかしながらiPadがいくら売れても納入業者とAppleは儲かりますが市内の地場産業が盛り上がることはありません。さすがにこれはふるさと納税の理念から外れているように思います。
ちなみに行橋市が取り扱っている返礼品はiPadだけではなく、Apple Watch、Apple TVがあるとのことです。
市長曰く「ルールが明確化されたら、それに従う」とのことです。
参考:asahi.com