売れてないの…!?Apple、iPhone XSシリーズ、XRのサプライヤーへの発注数を削減か

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by ともぞう

今年のiPhone 3兄弟は、Appleの思ったようには売れていないようです…。

今年は全モデルがFace ID搭載の全画面モデルになった一方で、発表時から価格面で高い…という声が聞かれていたのがiPhone XS/XS Max/XRの3モデル。

Apple Storeでも例年に比べ予約の出足が遅いなど、売れているのか?と言った声もありましたよね。

そのような中で先週、日本経済新聞はiPhone XRに関してAppleが増産を中止するように要請したと伝えていました。

XRの製造をしている鴻海(ホンハイ)精密工業では、組み立てライン60のうち45しか稼働しておらず、当初見込みの20-25%少ない状況とのこと。

代わりに増産を図っているのが値下げされたiPhone 8/8 Plusとのことで、新モデルよりも価格が下がった旧モデルの方が需要が高くなっていることのようでした。

そのような中で追い打ちを掛けるように入ってきたのがWSJの記事で、同サイトによるとiPhone XRだけでなく、iPhone XS/XS Maxに関してもここ数週間でAppleはサプライヤーへの発注数を削減していると伝えているんです。

言わずもがなこれは今年の新モデルの需要がAppleの予測を下回っているのに加え、販売モデルの数が増えたことで必要な部品や端末の数量の予測するのがより難しくなったからとのこと。

なかでも特に下方修正が大きいのはiPhone XRで、Appleは2018年9月から来年2月までに7,000万台の生産を予定していましたが、計画は最大1/3下方修正されるようです。

発売前には最も売れるiPhoneになるとまで言われていたiPhone XRですが、どうやら思ったようにはいかないようで…。

代わりに値下げしたiPhone 8シリーズが売れて増産というのがなんとも皮肉ですが、売れてないと言われていたiPhone Xも後から追い上げましたしさて、iPhone XRはどうなのか今後の動きにも注目です。

参考:WSJ

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