iPhoneの「ショートカット」って何?おすすめショートカット12個 !登録しておくと便利だぞ

iPhoneのショートカットがいまいち使いこなせない人
「ショートカットって何?」
「iPhoneのショートカットってどうも便利なのが無いんだよなぁ。毎日使えるほど便利なのがあれば良いんだけど…。」
このような疑問に答えるため、ショートカットの説明とめちゃくちゃ役に立つ12のショートカットを紹介していきますよ。
例えば…標準のカメラアプリを無音カメラに変更しちゃう裏技なんかもありますよ。
▶本記事の内容
・「ショートカット」の概要についてサクッと解説
・WI-FIやBluetoothを1発でオフにするショートカット
・無音カメラをデフォルトアプリにするショートカット
・iPhoneのバッテリーをとことん省エネにしてくれるショートカット
今まで便利なショートカットに出会えなかった方はぜひ本記事を最後までチェックしてほしいです。
本当に良いショートカットばかりですよ。
目次
ショートカットとは?
ショートカットとはApple純正のアプリで、色んな作業を”ショートカット”してくれるアプリです。
ダウンロードはコチラから行うことができます。
では実際にどのようなものか見てみましょう。
ウィジェットに設定したショートカットから1タッチで、
- 自宅への経路
- 位置情報の共有
- いつもみるWEBページを開く
このようなことが可能となります。
どんな設定にするかは自分で決める事ができますよ。
オートメーション
ショートカットアプリの機能の一つに「オートメーション」というものがあります。
これは「条件」を決めて、その条件になったら「特定の行動」をする、というものです。
例えば、オートメーションを使うことで標準のカメラアプリを起動したら、自動的に「無音カメラ」を起動させることができます。

無音カメラを自動的に起動する方法は記事後半で説明しています
他には「自宅から○㎞」離れたら、自動的に「省電力モード」に設定する、なんてことも可能です。
めちゃくちゃ便利ですよね!
ショートカットの設定の仕方(基本編)
では、最も基本的な「お気に入りのページ」をショートカットに追加する方法を一緒にやってみましょう。
この設定をすることで、いつものページにワンタップで移動することができますよ。
※アプリのダウンロードはコチラから行うことができます。
1.ウィジェットにショートカットを設定
まずウィジェットにショートカットを表示します。
ウィジェットを表示するにはホーム画面で左から右にスワイプして、「編集ボタン」をタップして「ショートカット」を選択すればOK。
2.「お気に入りのページ」をショートカットに追加する
ショートカットアプリを開いて「ショートカットを作成」を選択。次に「WEB」を選んで、「URLを開く」をタップ。
そしてURLを入力して、ショートカットの名前を付けたら終了です。
※URLはアナタがいつも閲覧するお気に入りのページのURLで構いません。
後は作ったショートカットをタップするだけでお気に入りのページに一瞬で飛べますよ。
ということで、今度は使えるショートカットをガンガン紹介していきますよ!
Wi-Fi/Bluetoothを完全オフにするショートカット
絶対におすすめなのがWi-Fi・Bluetoothを完全オフに出来るショートカットです。
では使い方の説明を始めますよ。
まずショートカットアプリを起動して、「+ ショートカットを作成」をタップしましょう。
すると下記画像のように選択画面になるので、ここで「Wi」まで入力すると「Wi-Fiを設定」という項目が出てくるのでこれをタップします。
最初の状態ではスイッチがオンで「Wi-Fi設定」がオンになる状態なので、スイッチはオフにしておきましょう。
※そうしないとWi-Fi/Bluetoothを完全OFFにできない為。
最後にスイッチのような設定アイコンをタップして、作成したショートカットの名前を編集したら完了。
名前は分かりやすいように「Wi-Fiを完全にオフ」のようにしておくと便利ですよ。
以上で、設定は終了です。
このショートカットをタップすると今まで一時オフの場合は白くなっていたWI-Fiアイコンが、斜め線が入った完全にOFFという表示になりました!
同じようにBluetoothを検索してアクションを作ると、Blueoothの設定もウィジェットからの完全OFFも可能になります。
今までWi-Fi・Buluetoothを完全にOFFにできなくて、困っていた方はぜひお試しください。
関連記事:iPhoneの『ショートカット』アプリがマジ有能!Wi-Fi・Bluetoothの完全オフが一発で可能に
iPhoneの標準カメラを変更する方法
こちらがロック画面から標準カメラではないサードパーティーのカメラアプリを起動させたGIF動画です。

※コントロールセンターのカメラボタンでもこのようになります
実際には「カメラボタンを押す」→「標準カメラが起動する」→「自動的にサードパーティーのカメラアプリが起動する」という流れになっています。
これがショートカットアプリを使うことが可能なんです。
詳細はコチラ!
→無音カメラもOK!iPhoneの標準カメラを変更する方法【iOS13】
音声入力からテキスト化→共有までを自動化
音声入力ってめんどくさくて使わない人も多いはず。
でもこれから紹介するショートカットは”2ステップ”でLINEやメモアプリに共有できるめちゃくちゃ便利な機能なんですよ!
ホーム画面に設置したショートカットのアイコンをタップ。
するとすぐに音声入力のテキスト化が始まります。
今回は「今日の天気は晴れ…」と喋ってみました。
そして音声入力を止めると、即「共有」が立ち上がるんです。
「え?何を説明されたの?」と思うかもしれません。
カンタンに説明するとこのようになります。
①「ショートカットのアイコンをタップ」→②「音声入力を止める」→③共有が立ち上がる
つまり、2タップで音声をテキストでLINEや色んなアプリでシェアできる状態になる訳ですよ!

音声入力を止めてからLINEにシェアするまで数秒程度
もちろんメモアプリに保存できますし、コピーして色んなアプリに貼ることもできます。
これまでも音声入力はできましたが、2タップでここまでできるアプリは無かったハズ!
詳細はコチラをどうぞ!
→音声入力をテキスト化して即共有できるショートカットがヤバイ!
好きなアプリを起動するショートカット
ロック画面からウィジェットを開いてそこからアプリ起動…ランチャーっぽいことを『ショートカット』アプリでも出来るので早速やっていきましょう。
まずは『ショートカット』アプリを起動したら、「ショートカットを作成」をタップ。
「アクションを追加」をタップしてスクリプティングを選択。
「Appを開く」をタップして、好きなアプリを選びましょう。そして「次へ」ボタンをタップ。
ショートカットの名前を決めたら完了です。
これでウィジェットにカミアプを起動するショートカットが追加されていればOK。
こんな感じでウィジェットから起動したいアプリのショートカットを追加していけば、アプリランチャー的な使い方も可能となります。
ショートカットの作成も簡単なので、ぜひ試してみて下さい!
iPhoneの低電力モードを常時ONにする方法
この方法はiOS13.1から使えるようになった「ショートカット」アプリを使います。
具体的には「家から○m離れたら自動的に低電力モードをONにする」という”オートメーション”を作成します。
これから紹介する画像を見ながら行えば誰でもできるので安心してくださいね。
1.「ショートカット」アプリを開いて「+」ボタンをタップし、「個人用オートメーションを作成」を選択します。
2.次に「出発」を選択して、(自宅にいる場合は)「現在地」を選択し完了ボタンを押します。
自宅以外にいる場合は自宅の住所を入力しましょう。

※自宅からどれくらい離れたら低電力モードをONにするか、距離を決めることができる。
3.その後、入力欄に「低電力」と打ち込み選択。次へを押してください。
最後に完了ボタンを押したら完成です。
これで家から出て少し歩けば自動的に低電力モードになりますよ。
「”あの年”によく聞いた曲ランキングTop100」プレイリストがワンタップで出来る
次に紹介するのは『Apple Music』アプリで自分の再生数ランキングを作れるというもの。
▶My Top Songs of the Year Playlist
「ショートカットを取得」のボタンで、アプリに追加したら、さっそく実行してみると作成したい年の入力になるので、2018年のランキングを作りたかったらそのままOKを押せば、あっという間に作成は完了。
『Apple Music』アプリでプレイリスト一覧を開いて、「My Top of Songs 2018」という名称のプレイリストがあれば成功です。
いざこうやって作ってみると、ああそういえば良く聞いてたなあ…などと今年1年をこのプレイリストと共に振り返ってみるのも悪くありませんね。
ショートカット実行時に入力する年数を変更することで今年意外のランキングプレイリストも作成できるので(再生情報がない年を入力した場合には作成できません)、ある意味自分の音楽史を振り返ってみるとまた新たな発見があるかもしれませんよ。
再生回数の多い曲のプレイリストを作る方法
自分がよく聞く曲を選んでプレイリストを作るのも良いのですが、如何せん面倒くさいですよね。
そこでぜひ試してもらいたいのが、ショートカットアプリを使って一発でマイベストプレイリストを作る方法なんです。
まずはこちらのレシピページにアクセスして、「ショートカットを取得」をタップします。
はい、基本はこれだけで準備は完了ですw ってこれだと芸がないので、少しアレンジしていきますね。
『ショートカット』アプリを開いてライブラリタブに、先程追加したショートカットが登録されているか確認したら、アイコンの右上にある「・・・」マークをタップして下さい。
そうするとレシピの編集画面に入ります。このショートカット、デフォルトでは再生回数情報に基づいて「よく聞く曲Top25」を抽出してくれます。
もっと曲を多くしたいっていう方はコチラの記事をご覧ください。
→→iPhoneのショートカットで再生回数の多い曲のプレイリストを作る方法
「劇場に入ります」モードがおすすめの「Control Center 2」
ご紹介するのは、Wi-FiやBluetoothを始め様々な設定をメニューから選んでオンオフできる「Control Center 2」。
ウィジェットかアプリから起動すると、画像のように項目が出てくるのでタップするとオンオフが切り替えられるショートカットとなっています。
設定アプリを個別に開かなくても良いというのが魅力なのですが、一番オススメしたいのは「Theater Mode」。
これをタップすると「I’m entering the theater(劇場に入ります)」「I’m leaving the theater(劇場を出ます)」の選択画面になり、「劇場に入ります」を選択すると…
以下の設定が一度に反映されて、映画館などで迷惑にならないようしてくれるんです。
- 画面の明るさを最低
- 消音
- おやすみモードオン
- 省電力モードオン
映画館だけではなく、不要な通知などを受け取りたくない大事な会議の際に設定しておく…なんて使い方もできそうですよね。
さらに便利なのは、「I’m leaving the theater(劇場を出ます)」を選べば、一発で元に戻してくれる点。
設定したものの戻すのは手動なんて面倒くさいですからね。これはなかなか便利ですよ。
このショートカットのインストールはこちらから。
⇒ Control Center 2
究極の省エネモード「Super Low Power MODE」
最初に紹介したシアターモードにちょっと似ているのですが、iPhoneのバッテリーがピンチの際に使いたいのが、「Super Low Power MODE」。
ウィジェットかアプリから起動すると、省電力モードにするだけでなく、Wi-FiやBluetoothなどあらゆる通信をオフにしてくれます。
あまりお世話になりたくない機能ではありますが、なんとかiPhoneのバッテリーを持たせたい…という時に備えて入れておきたいショートカットですね。
このショートカットのインストールはこちらから。
⇒ Super Low Power MODE
ちなみにiPhoneの低電力モードを使うことで、「何でバッテリーが長持ちするのか」というのをとことん調べました。こちらの記事もおすすめですよ。
→→iPhoneの低電力モードの設定・解除でLINEや電話の着信はどうなる?
ちょっとした英訳・和訳に…「Translate Text」
少し前からSiriでも話しかけると日本語を英訳してくれるようになりましたが、まあ正直活躍の場面はあまりないですよね。
そんなちょっとした英訳・和訳の為にあると便利なのが、「Translate Text」。
ウィジェットかアプリから起動すると入力ウインドが出てくるので、翻訳したい文章を入力もしくは貼り付けます。
すると翻訳する言語を選べるので、選択するとさくっと変換してくれるという訳です。
あれ?英語でなんて言うんだっけ?みたいな時にウィジェットからさくっと起動できるので、使い勝手はなかなか良さそうです。
このショートカットのインストールはこちらから。
⇒ Translate Text
複数のスマホ決済アプリを1カ所で管理するショートカット
xPayは以下のように動作するショートカットです。
- xPayショートカットをタップする。
- 各スマホ決済アプリの選択肢が表示される。
- 選択肢をタップするとスマホ決済アプリが起動する。
ホームに置いたショートカット(アイコン)から使うのも良いのですが、ウィジェットに設定しておくともっと便利になりますよ。
このようにショートカットから各アプリへの一発で遷移することができます。Walletにも対応しているのが嬉しいですね。
効果の程はハテナ…「Respring」
最後のご紹介するのは、メモリなどを解放してiPhoneをリフレッシュしてくれるとする「Respring」。
昔は実行するとiPhoneがサクサクに!などと謳われていたアプリがよくありましたが、それのショートカット版のようです。
とわざわざ、”ようです”と書いたのは、正直ショートカットのアクションを見てもなぜこれで「Respring」になるのか私がよく分からなかったから。
ショートカットを実行すると画面が暗転、読み込みインジケータが表示されてロック画面が表示されるのですが、メモリ使用量などが分かるアプリ『SySight』で使用前後を見ても多少減ってるかな…程度なんですよね。
ということもあって、実は紹介動画では最初に紹介されていたのですが、色々疑問もあったので最後に持ってきたという次第です。
検証した端末がiPhone Xだからというのもあるかもしれませんが、ショートカット使用前後で体感的な変化が分かるほどでもなかったことと、ショートカットの原理も分からなかったので最後にオマケ的にご紹介いたしました。
端末によっては効果があるかもしれませんが、(私が調べた限りで)原理をよく分からないまま無責任にオススメできないので、あくまで自己責任ということでお試しいただければと思います。
なんだかんだ一番良いのは再起動なのかもしれませんね。
このショートカットのインストールはこちらから。
⇒ Respring
まとめ
実際に使って実用性の高い物をピックアップしてみました。
どれも使えるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね!

Apple系ニュースをまとめますよ。