世界初の折りたたみスマホ!サムスンより先に中国メーカーが発売開始

早ければ今月11月にはサムスンが折りたたみスマホを発表するのではないかと言われていましたが、何の前触れもなく別のメーカーが発表、発売を開始しちゃいました。
サムスンが「広げるとタブレット、畳むとスマホ」になる端末を開発しているのは、すでにカミアプでもお伝えした通り。
実際に需要があるかどうかは別として、現行のスマホのデザインや機能強化もそろそろ限界があるので新たなデバイスジャンルとしては注目ですよね。
そんな折りたたみスマホですが、いきなりのダークホースが登場しました。
CNET Japanによると、アメリカ・香港・中国に拠点を持つ「Royole」が、なんと世界初の折りたたみスマホを発表、発売を開始したんです。
「Royole」が発表した折りたたみスマホ「FlexPai」は、Android9.0ベースの「water OS」を搭載し広げると7.8インチになるフォルダブルフォン。
フレキシブルディスプレイを採用して、折りたたんだ状態でも使用が可能となっています。
また気になる折りたたみの耐久性に関しては、20万回の折りたたみ試験をクリアしているそうですよ。
畳んだ時の本でいう背表紙の部分は、着信時の表示、メッセージ、通知の表示が可能なようです。
実際に実機を触っている様子がTwitterに投稿されているので、こちらを見ると一体どんな端末なのかがよく分かりますよ。
This is the “world’s first foldable screen phone” released by Rouyu Technology, which will use the Snapdragon 8150 processor, but its design is very rough, just to seize the “first”, this is a futures product. pic.twitter.com/M0v9o2z0Bw
— Ice universe (@UniverseIce) 2018年10月31日
動画を見ると本当に畳んだり広げたりしてもスムーズに動作していてすげえ…と思うのですが、その一方で折り目あたりを見るとディスプレイがゆがんでいて、しわっぽくも見えるんですよね。
フレキシブルディスプレイなので完全なフラットにするのは難しいかもしれませんが、これだと正直ちょっと…と思ってしまいます。
この手の製品の第1号ですしまだまだこれからという感じはしますが、中国ではすでに発売を開始しており、ストレージが128GBのモデルが8999元(約14万8千円)からとなっています。
思わぬ形で世界初の称号を奪われてしまったサムスンですが、さてこれを超える製品を出してくるのか、今度はそちらに注目したいですね。