バッテリー劣化により処理速度が低下する問題で、Appleとサムスンに巨額の罰金

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by ともぞう

バッテリーが劣化していると処理能力が低下する…、昨年末に話題となったiPhoneのバッテリー問題に関して罰金の支払いが命じられました。

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昨年大騒ぎになったのが、iOS 11.2以降でユーザーに説明がない状態で「バッテリー劣化による突然のシャットダウン防止」の為に処理能力を落としていた問題

その後Appleは公式に謝罪するとともに、対象端末のバッテリー交換費用を3,200円に値下げするに至りました。

この問題に関しては各地で訴訟が起こされるにまでなっていたのですが、ロイターによるとイタリアの独占禁止当局は「ソフトのアップデートによりスマートフォンの動作を低下させていた」として罰金を科すと発表したんです。

罰金の金額は動作低下に関して500万ユーロ(約6億4千万円)、さらに電池交換などに関する適切な情報提供をしなかったとして追加で500万ユーロ(約6億4千万円)、計1,000万ユーロ(約12億8千万円)にもなるそうです。

バッテリーの劣化によるパフォーマンス低下は、「旧製品をわざと遅くすることで新しいiPhoneを買い換えさせるためでは?」などと非難を浴びていましたが、Appleはあくまで製品の安定性を優先したものと説明していました。

またこの問題に関して罰金を科せられたのはAppleだけでなくなんとサムスンにも同じ指摘がされており、Appleと同額の500万ユーロ(約6億4千万円)の罰金が科せられるとのこと。

サムスンと言えば、この問題が話題になった際、「ソフトウェア更新でCPUの性能低下はしていない」とコメントしていましたし、そのような報告もありませんでした。

何を持ってイタリア当局がサムスンも同じ事をしていたと判断したかは分かりませんが、サムスンはこの罰金を不服として争う姿勢を示しているそうです。

参考:ロイター

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