1文字入力で進む距離は○m、運転中のながらスマホの危険性が体験出来る啓蒙サイトが公開

今年の4月には運転中に『ポケモンGO』をプレイしていて歩行者に気付かず、死亡事故が起きたとして大きくニュースで取り上げられていました。
そんな危険な「ながらスマホ」に関して、自動車の運転中に文字入力をするとどのくらい危険なのかを体験できるサイトが公開されました。
ベルギーの交通安全啓発団体が公開したのは、「運転中に目を離して文字入力をしているとその間に何m進んでいるのか」を知ることができるサイト「BlindMeters」。
実際どのような体験ができるのかサイトを開いてみると、Googleマップが表示され文字入力状態なります。
ただし日本語には非対応で入力できるのは英数時の入力のみとなっており、試しに数字を入れてみてみることに。
例えば時速50kmで運転中に家族へ「お疲れ、いま車で帰ってます(13文字)」なんてメールやチャットを送ろうと目を離すと、その間に車はなんと142mも進んでしまっていました。
車の速度は30km/hから120m/kmまでの調整が可能で、先程の文章を高速道路で走行中を想定して90km/hにしてみると…256mも進んでいることに。
文章だけでみると短く、このくらいなら…と思っても実際にはこれだけの距離を進む間、前方から目を離していると思うと恐ろしいですよね…。
基本的には運転中にスマホ操作は厳禁ですが、こういう時にこそSiriなどの音声アシスタントを使ってメールの送信などをするべきなのでしょうが、先日ロック画面でのSiriにはまた脆弱性が発覚したばかり。
Appleには早くユーザーが脆弱性の不安なく、安全にSiriを使えるようにしてもらいたいですね。
参考:BlindMeters