日本国内での「スマートスピーカー」認知率は約6割いくも、利用経験者はたったの4.2%

アメリカでは保有率が24%にもなっているという調査データもあり、徐々に普及してきている印象がある「スマートスピーカー」ですが、日本国内ではまだまだのようです。
MMD研究所は15歳~69歳の男女5,000人を対象に、「スマートホーム関連製品に関する調査」を行いました。
その調査の中でいくつかのスマートホーム製品に関して認知度を聞いたところ、「スマートスピーカー」を「認知(知っている)」と答えたのは58.4%であることが分かりました。
テレビでもCMをやっていますし家電量販店で売られたりもしているので、そろそろどんなものかくらいは知られてきたというところですね。
しかしながら調査データのグラフをよーく見ると「利用経験(使ったことがある)」と答えた人は、たったの4.2%しかいないという結果に。
まあそうですよねー。アメリカの調査データでも一番使う機能が「音楽」ですし、遅れて入ってきた日本でこのくらいの数字になるのはまあ致し方ないところですかね。
ちなみに利用経験があると答えた人に「どの製品を使ったことがあるか?」と聞いたところ、一番多かったのは「Amazon Echo」で56.3%、次いで「Google Home」が47.2%という結果でした。
一番最初に国内で先行販売したはずの「LINE Clova」が3番目で、一番最後に発売された「Amazon Echo」 が一番使われているというのは興味深い結果でもあります。
やはりこのカテゴリを一番最初に商品を投入したメーカーとしての強さがあるのかもしれませんね。
参考:MMD研究所