「アダルトサイト閲覧中の姿を撮影した」と脅す迷惑メール、増加の傾向

「アダルトサイトを閲覧しているあなたの姿をウェブカメラで撮影した。家族や同僚にばらまかれたくなければ仮想通貨で金銭を支払え」
以前にも注意喚起としてお伝えしたこの迷惑メールが増えつつあるようです。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構によると、相談を初めて受けたのは3月で、7月と8月には合わせて30件に、9月には263件にまで相談数が増えたとのこと。
内閣サイバーセキュリティセンターや、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の公式Twitterアカウントも注意を促していました。
【注意喚起】(2/2)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2018年10月12日
この手口は迷惑メールの一種と考えられます。仮想通貨の支払いに応じないよう注意してください。
詳細→ https://t.co/wmYUHY3Ydc
【サイバー犯罪対策課】
— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) 2018年10月1日
依然として仮想通貨を要求するメールが多数確認されています。中には、受信者のパスワードが記載されているケースもあります。このようなメールを受信した場合は、パスワードを変更し、相手の要求には絶対に応じないでください。#仮想通貨 pic.twitter.com/7O6Jhf8wCT
迷惑メールの特徴として、自分のパスワードが記載されている場合があります。現在使用中のパスワードであることもありますし、古いものだった場合もあったとのこと。どこからか実際に漏れたパスワードを元に記載されたと考えられています。
このほか「アダルトサイト閲覧中の姿を撮影した」、「仮想通貨の要求」も特徴。
IPAは対処法としてメールの無視、記載されていたパスワードの変更を上げていました。
もしもこのような迷惑メールを受信しても、落ち着いて対処してくださいね。