一般向けサービス終了の「Google+」最大50万人の個人情報漏洩の恐れ、半年間公表せず

FaceBookでは立て続けに個人情報の流出のニュースが流れていますが、Googleでも「Google+」にて個人情報の漏洩の可能性あったと発表されました。
APIにバグがあり、第三者がプロフィールデータにアクセス可能だった
Googleは公式ページにて、同社のSNS「Google+」の一般向けのサービスを終了すると発表しました。
発表当時はGoogleがSNSサービスを始めたとして話題にもなりましたが、同社の発表によれば90%以上のセッションが5秒未満で使用率は非常に低くなっていたそうなんです。
またサービス中止に至った最大の理由はAPIにバグがありサードパーティー開発者が、無許可で非公開のユーザープロフィールにアクセスが可能だった点。
対象となる個人情報は名前、メールアドレス、職業、性別、年齢などで、Google+の投稿内容やメッセージ、Googleアカウント情報、電話番号などは含まれていないそうです。
問題のAPIを利用していたアプリは438件で、最大50万ユーザーが同問題の対象と発表しています。
この問題は2018年3月に見つかっておりすでに修正されているとのことですが、悪用された証拠が見つからずユーザーへ通知する同社の基準を満たさなかったとして即座に発表しなかったと説明。
「Google+」の利用者には、今後数か月にわたりデータをダウンロードして移行する方法などの追加情報を提供されるそうです。
参考:Google