iPhone XSのベンチマークを計測

価格が高い、高すぎるという声が各所から聞こえてくるiPhone XS/XS Max。
乗り換えるなら安くなったiPhone 8などを検討している人もいるかと思います。
価格・性能などを総合的に判断して決めることになると思いますが、ひとまずここではベンチマークの計測結果をお届け。数値的にはどれくらい進化しているのか、気になる方はチェックしてみてくださいね。
CPUのベンチマーク
ベンチマーク計測には、『Geekbench 4』アプリを使用。
まずこちらはCPUのベンチマーク。左から順番に新しい端末です。すべてiOS 12で計測。右側の「A12」とか書かれているのは搭載されているCPUの名称です。
・iPhone XS Max…A12 Bionic
・iPhone XS…A12 Bionic
・iPhone X…A11 Bionic
・iPhone 8 Plus…A11 Bionic
・iPhone 7…A10 Fusion
結果はこのようになりました。特にマルチコアでの結果を見てみると、iPhone 7と8以降の間で2倍近い差が出ていることがわかります。
これは約1年前、見た目的には大きな進化がないけど中身はすごい!とお伝えしたiPhone 8のベンチマークテスト通り。iPhone 8で処理能力がぐっと上がりましたね。
2年前の端末であるiPhone 7から8もしくはXSへの機種変更を検討している方は、キビキビした動作を実感できるかもしれません。
GPUのベンチマーク
次はグラフィックのベンチマーク結果。3D描写の多いゲームの動作などに影響します。
こちらも左から順場に新しい端末で、すべてiOS 12で計測。
・iPhone XS Max
・iPhone XS
・iPhone X
・iPhone 8 Plus
・iPhone 7
こちらはXS/XS Maxでの数値上昇が目立ちますね。
もしiPhone 7から2年ぶりに機種変更する場合、3D系ゲームをするのであればXS/XS Maxのほうがいいかもしれません。それほどゲームをしない方はiPhone X/8でも良さそうかもですね。
というわけで、ベンチマーク結果でした。
とは言え、もちろんこれらの数値がすべてではありません。ディスプレイや端末のサイズ感、Face ID/Touch IDの好み、カメラ性能をどれだけ重視するか、なども重要な要素だと思いますので、あくまでベンチマーク結果は参考までに!