Appleは女性を無視してる?女性の大学教授がiPhoneのサイズ感を非難

端末巨大化の一途を辿るスマホ業界、iPhoneも年々サイズ感が大きくなってきており新作の中ではiPhone XSが一番小さいという状態になっていますね。
そして発表と同時に一番小さかったiPhone SEが削除されてしまったのですが、こうした状況についてAppleを非難する声が上がり始めているようです。
女性の手には大きすぎる
iPhone XSやiPhone XRのリリースに伴い、こればで最小サイズであったiPhone SEが消えてしまった事については、一部のファンの間でもかなり不満の声が上がっています。
公式HPから削除されてしまった事によって、かねてから噂になっていたiPhone SE2はリリースされない事がほぼ確定し、最小サイズがiPhone XSになってしまったからですね。
こうしたAppleの舵取りについて、ノースカロライナ大学の社会学教授であるゼイネプ・トゥフェッキは下記のようなツイートを公開。
"Welcome to the big screens" says Apple and women like me with small hands who need the most secure phone for safety reasons are stuck with something they can't hold and constantly risk dropping. Company that designs $5 billion headquarters without a childcare center for the win. pic.twitter.com/Owzy51RsrH
— zeynep tufekci (@zeynep) 2018年9月13日
<意訳>
Appleは「大画面へようこそ」と言うが、私のような手の小さい女性たちはこの大きなiPhoneを安全に持つ事ができず、常に端末を危険にさらす事となっている。
この会社は育児施設も持たずに50億ドルの本部を建設した勝者だ。
最後の1行はさておき、女性の手ではiPhoneが大きすぎて落としてしまいかねない、という危険性を示唆していますね。
またイギリスのジャーナリストであるキャロライン・クリヤド・ペレス氏は、以前iPhone 6を購入したもののその大きさに不自由さを感じ、iPhone SEに買い換えた過去があるそうなのですが、今回そのiPhone 6よりも大きな端末しかリリースしなかったAppleにかなりの不満がある模様。
「Appleは女性のことをiPhoneの設計段階で考慮していない」と批判しており、「女性の手の健康に影響を与える」とかなり強い物言いになっているようです。
これらの意見に対して「スマホはiPhoneだけじゃない」「Androidにすれば?」といった声が多数上がっているのですが、彼女らはOSの安全性を理由にiPhoneから乗り換えられないとも言っているようです。
まとめ
2015年にオーストラリアのピアノ教育学会で実施された調査では、実際に女性の手が男性の手よりも平均して小さいと言う結果を出しており、日本でも女性の手に余ると以前から言われていますね。
iPhoneのサイズはiPhone X/XSが最小サイズとなったワケですが、女性読者のみなさんはこのAppleの動きをどう思いますか?