スマホは飽き飽き?イギリスでフィーチャーフォンの売上高の伸びがスマホを上回る

イギリスにおいて、日本でいう「ガラケー」の売上高の伸びがスマホを上回ったようです。
主に出来る事が「電話、メール、SMS」と機能が制限されるフィーチャーフォンですが、その魅力がイギリスでは再発見されているようです。
フィーチャーフォンの売上高の伸びがスマホの伸びを上回る
sky newsの報道によると、イギリスではフィーチャーフォンの売上高の伸びがスマホの伸びを上回ったようなんです。
前年比でみるとスマホの伸びが2%だったところ、フィーチャーフォンの伸びは5%に。
そもそもの売上高の額が違うので単純に比較する事は出来ませんが、伸びに差があった事は明らかです。
フィーチャーフォンが再び脚光を浴びているのは、機能面に関する影響が大きいようです。
フィーチャーフォンとは、日本でいう「ガラケー」と同じようなもので、スマホに比べて機能が大幅に制限されているのが特徴。
近年スマートフォンの使用時間は全年代を通して長くなっており、ニールセンの調査によると、日本では平均して3時間以上を費やしているそう。
その中でSNSが占める割合も少なくはなく、「LINE」や「Twitter」が利用時間の上位に食い込む結果となっています。
そんな中、イギリスに住むMary Erskineさんはフィーチャーフォンを利用している人のうちの一人で、sky newsのインタビューに応じています。
彼女は「常にスマホに縛られているという事実が嫌」で、フィーチャーフォンを利用しているとコメント。
フィーチャーフォンを使うことによって、FacebookやInstagramなど、彼女を縛り付けるSNSから解放されたそう。
しかし、彼女がスマホを捨て、”SNSによる繋がりを完全に断った”わけではありません。
彼女はフィーチャーフォンとは別にiPadも利用しており、友人との繋がりは以前と同じままとのこと。
「フィーチャーフォンのみを持って出かける」という選択肢も持つことは、彼女にとってメリットとなっているようです。
このように、様々な情報を得ることができとても便利なスマートフォンですが、中毒状態となって悩んでいる人は少なからずいるようです。
そのような人にとってはフィーチャーフォンは、時間をより有意義に使える最善の選択肢の1つなのかもしれませんね。