YouTubeで「可燃性液体をかけて火をつける動画」を面白そうと真似…12歳少女が大けが

更新日:

by ともぞう

YouTubeでは「洗剤を飲み込んだり」するなど危険なチャレンジが投稿され、それを真似する人が多く出てくる度にその危険性が指摘されています。

そんなチャレンジをつい好奇心から真似してしまった少女が、大けがをおう事故が起きてしまいました。

4年前に流行った「ファイヤーチャレンジ」

FOX 2 Detroit Newsによると、YouTubeに投稿されている危険なチャレンジの真似をして大けがを負ってしまったのはミシガン州に住む12歳の少女。

チャレンジしたのは可燃性の液体を体に塗り火をつけるというもので、YouTubeで調べてみると4年前くらい流行っていたもののようでした。

少女は遊びに来ていた友人とこの動画を見てやってみようと思い、可燃性スプレーやローションを体に塗って火をつけたところあっという間に火が広がったそうです。

子供から目を離していた母親は火をつけた時の爆発音で異変に気付き、バスタブにいれシャワーをかけたそうですが時すでに遅し…。

彼女は体の49%以上をヤケドしてしまい、現在も人工呼吸器が必要な状態で、治療のために入院しているとのこと。

鼻からコンドームを入れて口から出すチャレンジが取り上げられた際には、専門家は若者がこのような危険なチャレンジをする理由は「SNSで注目されるため」と指摘していました。

そんなことの為に自身の身を危険にさらす気持ちは私には分かりませんが、FOX 2 Detroit Newsに対し、少女の母親は「このような危険なチャレンジの動画はYouTubeから削除されることを望んでいる」とコメント。

子供は好奇心が旺盛なだけにどんな危険があるのか分からずに、動画をそのまま真似してしまうことは充分に考えられます。何らかの方法でこのような事故が起きない取り組みを、YouTubeには望みたいですね。


関連記事