約5割の人は「より良い使い勝手」を求めてAndroidからiOSに乗り替える

AndoroidからiOSへ、iOSからAndroidへ…乗換えをする理由は人それぞれですが、PCMag.comの調査によるとそれぞれにどうやら特徴があるようです。
約3割はモバイルOSの乗換えを経験
PCMag.comは、アメリカのユーザー2,500人を対象に「モバイルOSの乗換え」に関する調査を行いました。
その結果、全体の29%はOSの乗換え経験があると回答。その内訳は以下の様になっていました。
- Android ⇒ iOS : 18%
- iOS ⇒ Android : 11%
- 乗換え経験なし: 71%
ちなみに回答者の54%がiPhoneユーザーで、27%がSamsungのスマホユーザーだったそうです。
乗換えとなるとデータ移行や操作方法も変わったりとなかなか大変な訳ですが、気になるのはなぜそこまでして乗り替えたのかという理由。
その調査結果がこちら。
どちらからの乗換えでも一番高い比率を占めたのは、「より良いユーザー体験」でした。特に「AndroidからiOSへ」の乗換えにおいては、47%と半数近くの人がより良い使い勝手を求めて乗り替えているようですね。
またiPhoneからAndroidへ乗り替えた理由で特徴的だったのが、「より良い価格」を求めて30%の人が移行している点。
確かにiPhoen Xは発表当時高いと言われていましたし、AndroidではHUAWEIなどコスパの高い端末もありますし比べてしまうと高いという理由は分かるような気がします。
また、よりよい機能(カメラ・デザインなど)を求めて乗り替える人は、どちらかの乗換えでもほぼ同じ割合となっていました。OSというよりも、見た目や機能に惹かれて乗り替える人も意外と多いんですね。
まとめると使い勝手を求めてiOSに移る人が多い反面、端末価格に惹かれてAndroidに乗り替える人が多いというところでしょうか。
今年発売のiPhoneのうち6.5インチのiPhone X Plus(仮称)は1,200ドルなんて話もありますが、値段次第ではさらに「価格」を理由に乗換えを考える人が増えないと良いんですけどね。
そういう意味ではハイエンドモデル以外の購入しやすい廉価版モデルがどうラインナップされるかが、今年のiPhoneのポイントになるかもしれません。