【また】電車内の「AirDropテロ」で書類送検! 対策を今一度確認しておこう

Apple製品同士で画像やファイルを超速で転送できる「AirDrop」。
設定によっては、不特定の人からファイルを送りつけられてしまうので、それを悪用した「AirDropテロ」が時々起きています。例えば前回は7月中旬に逮捕者が出ました。
報道によるとまたこのAirDropテロは起きているそうなので、これを機に対策を今一度確認しておきましょう。
設定を見直そう
8月15日にNHKが報じたところによると、iPhoneのAirDrop機能を悪用して電車内の知らない人にわいせつな画像を送りつけたとして、会社員が書類送検されました。
具体的には、今年6月、南海電鉄高野線の電車内でわいせつな画像を何度も送信し閲覧させたことによる大阪府の迷惑防止条例違反の疑いとなっています。書類送検された会社員は調べに対し、「女性が恥ずかしがる仕草が見たかった」と話しているそうです。

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そもそもiPhoneを使っていて突然意図しない画像が表示されれば誰もが驚くもの。AirDropの設定によっては見知らぬ人からもファイルを受信できてしまいますが、案外その設定にしている人は多くいたりいます。
こちらはある日のみなとみらい線の電車内で共有メニューをたまたま開いた時に撮影したスクショなのですが、本名丸出しでその設定にしていた人が多々いることがわかります。
この表示に自分が載らないためには、コントロールセンター内のWi-Fi・Bluetooth欄をタップでぐっと押し込み、AirDropの設定を「受信しない」にしておきましょう。
AirDropを利用したいは、またここで切り替えればOK。
またiPhoneの名前を変更することで、AirDrop使用時の本名バレのリスクを軽減できます。おそらくですが、今回書類送検された会社員はこの本名を見て女性を選び、画像を送りつけたのでしょうね。
一般→情報→名前で本名以外の名前をつけることも検討しましょう。
わいせつ画像だけでなく、ときには不快な画像が送られてくることもあるかもしれません。電車内でiPhoneを見ているとき、突如画面にAirDropで変な画像が表示されたら気味悪いですよね。
これを機に今一度設定を確認してみてはいかがでしょうか。
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