発表されたばかりの「Galaxy Note 9」、なんとベンチマークでiPhone Xに劣ることが判明

本日8月10日の深夜、サムスンのフラグシップモデル「Galaxy Note 9」が発表されました。
まるでパソコンのようなとんでもないハイスペックスマホなのですが、ベンチマークテストの結果ではiPhone Xに負けたそうですよ。
ベンチマークが全てじゃないけど
海外メディアTom’s GuideがGeekbench4を用いてベンチマークテストを行ったところ、以下のような結果が出たと報告しています。
・Galaxy Note 9……8,876
・iPhone X……10,357
Galaxy Note 9は決して悪いスコアではなく、むしろiPhone Xがいい数値を出しているという印象でしょうか。
またSlingshot Extremeを用いたグラフィックテストでも、iPhone Xより低い数値となってしまったようです。
このあたり、ハードウェアとOSを1社で扱っているAppleに分があるのかもしれませんね。
・Galaxy Note 9……4,639
・iPhone X……4,994
ただしディスプレイの明るさ(単位:ニット)はGalaxy Note 9のほうが明るく、
・Galaxy Note 9……604
・iPhone X……574
ディスプレイの色域(ざっくり言うと色をどれだけ正確に表現できるか)についても、Galaxy Note 9のほうに軍配が上がった模様。
・Galaxy Note 9……224%
・iPhone X……128.6%
ただしあくまでベンチマークテストの結果なので、ハイスペックなのにGalaxy Note9はしょぼいとか、先に発売されたiPhone Xのほうがすごい、とは一概に言えないところ。
実際、Galaxy Note 9はサムスンのフラグシップモデルというだけあり、以下のようにとんでもないハイスペックっぷりです。
・6.4インチディスプレイ(2960×1440)
・ワイヤレス充電
・RAM6GBもしくは8GB
・本体ストレージ最大512GB、MicroSDカード最大512GB、合計1TB利用可能
・顔認証と虹彩認証
・ノッチなし
・Bluetooth搭載のスタイラスペンを本体に内蔵
・光学2倍、12MPカメラ
・デスクトップ化できる機能「DeX」に対応
(※ただし日本の公式サイトを見る限り、日本で発売されるモデルはもしかするとRAM6GB、ストレージ128GB(外部512GB対応)になるかも)
本体に内蔵されたAppleペンシルを意識したかのような「Sペン」は、スタイラスペンとしてだけでなくカメラのシャッターを切るときも使えるそうですし、
外部モニタとGalaxy Note 9をケーブル1本繋ぐだけで、パソコンのように扱うこともできます。
約9ヶ月前に発売されたiPhone Xがベンチマークで上回るというのもすごいですが、Galaxy Note 9には便利そうな新機能があるのも見逃せないところ。
フラグシップモデルに恥じないパフォーマンス・機能を、おそらく来月だと予想されている新iPhone発表イベント前にぶつけてきたかたちになりますね。