ソフトバンクも2・4年縛り見直し!3大キャリアの縛り条件は横並びに

以前から問題視されている「2年縛り」、キャリア側からしたらユーザを逃さないための手法であり「料金を割引するための条件」としていますが、実質ほぼ強制状態という事で行政からも是正指示が出ていましたね。
今月になってauとドコモも「2年縛り」について条件緩和を明らかにしていたのですが、ついにSoftbankも条件緩和を発表しており、3大キャリアの条件は横並びになる見通しです。
撤廃ではなく条件緩和
SoftBankの宮内社長は先日、問題となっている2・4年縛りの条件見直しを発表しました。
すでにauが2・4年縛りの条件の緩和、ドコモが2年縛りの条件緩和をそれぞれ発表しており、これに習う形になっています。
Softbankの条件見直しも他キャリアと同様で、2年縛りに関しては違約金なしで解約できる「更新月」を現状の2ヶ月間(25〜26ヶ月目)から3ヶ月間(24ヶ月〜26ヶ月間)に変更する模様。
また機種代金を実質半額にできる4年縛りについても、条件であった「機種変更時の4年縛り再加入」を撤廃し、「機種を下取りに出す」のみにする方針のようです。
4年縛りに関しては、利用し始めると延々と更新月が来る前に再加入するというサイクルになっており、実質違約金を払わずに解約やMNPができない構造という事で、ユーザ側からもかなり問題視されていましたね。
今回の発表により3大キャリアの2年縛り、auとSoftBankの4年縛りは条件を緩和しつつ横並びになる事となりました。
まとめ
2年縛りは条件を緩和しつつも違約金システムは存在したままなので、依然として解約やMNPのタイミングは2年後の数ヶ月しかない、という事に代わりはありません。
2年以上の利用ならいつ解約・MNPしても大丈夫な状態が一番望ましいのですが、格安SIMの登場などで3大キャリアもユーザ保持に躍起になっている事が伺えます。