そこに3つ目の画面が!? 未来を先取りしすぎたスマホ「HubblePhone」発表

香港のTuring Space Industries社が、これまでにないデザインのスマホ「HubblePhone(ハッブルフォン)」を発表しました。
ディスプレイはなんと3つで、60メガピクセルのカメラを搭載し、ガラケーのように折りたたむことができます。見たことのないデザイン、ぜひご覧ください。
見た目もスペックも超すごい
こちらが発表された「HubblePhone(ハッブルフォン)」。ハッブルは、ハッブル宇宙望遠鏡にちなんで名付けられたそうです。流線型のデザインが近未来的な雰囲気を醸し出していますね。
まず、これが折りたたんだ状態。
ここから折りたたみガラケーのように開くこともできますし……
横向きに開くことも可能。
ハンディカムのような形にもなり……
上部のディスプレイは、こういうポジションにすることもできるようです。
そしてこの折りたたみヒンジ部分にあるカメラは、15倍の光学ズームを搭載した60メガピクセルのカメラを搭載するとのこと。
ちなみにiPhone Xのカメラは12メガピクセルで、2倍の光学ズーム。そう考えると、いかに桁外れのカメラが搭載されているかわかると思います。
そしてココ以外にもトリプルディスプレイそれぞれのノッチ部分に12メガピクセルのカメラが1つずつ搭載されているようで……つまり合計4つのカメラを搭載していることに。
しかも! CPUやOS、内部ストレージ、バッテリーは上下別々に搭載されています。
つまり2つのスマホがくっついたようなイメージでしょうか。上下それぞれの動作の連携など詳しいことは不明です。
簡単なスペックとしては上下それぞれでAndroid 9.0が動作し、内部ストレージは256GB×2、重さは315g。
画面は上部の表がフルHDの5.44インチ、裏はフルHDの5.41インチ。
そしてハンディカムのような形になったとき手で持つ部分は、表裏ぐるっと回り込むような設計で4Kディスプレイの11.81インチになるそうな……。スペックが凄すぎて誤植のようになっていますが、誤植ではありません。
発表されたのは2018年7月31日で、発売は2020年第1四半期に2,749ドル(約30万円)を予定しているとのこと。
画面やカメラのスペック、そして価格までとんでもないことになっていますが、2年後本当に発売されるのでしょうか。いちガジェットとしては魅力的に見えますが、果たして……!