Appleが世界スマホ出荷台数で3位に転落…2位にのし上がった会社は?

スマホの出荷台数に見る世界的なシェアではサムスンが1位、Appleが2位というのが長年の構図でした。
それが調査会社による第2四半期(4月〜6月)の最新出荷データによると、ある会社に抜かれAppleは3位に転落してしまったようですよ。
今年2月のCEOの発言が現実のものに
アメリカの調査会社IDCは第2四半期(4月〜6月)における、世界のスマートフォン出荷台数を発表しました。
報告書によると世界全体での直近3ヶ月の総出荷台数は3億4200万台と、昨年同時期と比べ1.8%減少しているとのこと。
さすがに皆さんもうスマホを持ってますし、出荷台数が伸び悩んでもおかしくはないですよね。
それで注目なのがメーカー別の出荷台数順位。今までと同様にサムスンが1位で、Appleが2位と思いきや…
なんとAppleが3位に転落して、2位に上がったのはHUAWEIだったんです!
今年2月には日本経済新聞社の取材でファーウェイのCEO余承東(リチャード・ユー)氏は、「この1〜2年でAppleを抜き、早ければ2位になれる」と発言しており、まさかそれがこんなに早く実現するとは驚きであります。
ちなみにAppleは2010年より四半期シェアではずっと2位を維持しており、3位に転落するのは8年振りのこと。
IDCの報告書によれば、HUAWEIは同四半期にP20 / P20 Proを発売しており、中国で27%と高いシェアを維持しているのがポイントとのこと。
対してAppleは、出荷台数が減ったわけではなく昨年同時期の出荷台数4,100万台に対し今期は4,130万台と0.7%の伸び。今秋の新モデル発売で市場のコントロールを取り戻す見込みとしています。
Appleは今年のモデルとしてiPhone X系を2モデル、廉価版液晶モデルをリリースされると噂されていますが、果たして2位の座を取り返せるのか、注目ですね。