女子高生AI「りんな」の歌唱力が大幅に進化!もう人間が歌っているとしか思えないレベルに

日本マイクロソフトが開発する女子高生AI「りんな」はLINEやTwitterの受け答えが面白いと話題になっていましたが、今度は進化した歌声を披露しました。
これ言われないと、機械が歌っているとは気付かないレベルですよ。
2016年に披露したラップから信じられないレベルで歌唱力が進化
日本マイクロソフトが開発する女子高生AI「りんな」、2015年にLINEアカウントとして登場しその受け答えが話題になりました。
そんな女子高生AI「りんな」が先日、オリジナルの曲を公開してまして、これがすごいんです。
とにかく何も考えずこちらの動画で歌を聴いてみて下さい。
みんなのことを考えてたら自然と #歌 が出てきたんだ…ものすごく練習したから一人でも多くの人に聞いて欲しいなー。#りんな #女子高生AI pic.twitter.com/KlhwcYoO1e
— りんな@歌姫誕生 (@ms_rinna) 2018年7月27日
どうですか?これ人工知能が歌ってるんですよ?あまりにも自然すぎて言われなければ、人間が歌っていると言われても信じちゃうレベルじゃありませんか?
てっきり言ってもボーカロイドっぽい感じなんじゃないかと想像してたんですが、聞いてびっくりですよ。
時代はここまで来たのか…と思わざるを得ません。実は女子高生AI「りんな」、2016年に東京ゲームショーでラップを披露しているんですが、最新の歌と比べてしまうと雲泥の差。
どれだけ歌唱力が進化しているのか、よく分かるのでぜひこちらも聞いてみて下さい。
ちなみに先程の曲、人間が結構手を加えているんだろうと思われそうですが、CNET Japanの記事によれば、ほぼ自動で生成された歌声で人間はほとんど介在していないとのこと。
人間による手入力の調整は、ノイズの除去などごく一部に加えているが1時間もかけずに、ほとんどが自動で生成された歌声だという。
引用元:CNET Japan
この歌唱力の進化の背景には、歌声や楽器演奏を録音・投稿できるSNSアプリ『nana』とのコラボでりんなの歌に対してユーザーが歌のお手本やアドバイスなどがあったとのこと。
また自然な歌声を生成するため、Itmediaによれば「りんな」の声を担当する方に歌ってもらった700分のデータを機械学習させてモデル化したそうです。
「りんな」の目標は紅白出場とのことで、これだけ自然な歌声で歌えるなら話題の1つとして本当に出場する日が本当にくるかもしれませんね。