【要ブクマ】河川の洪水危険度をリアルタイム予測する気象庁のサービス、知っておいて損なし

7月に西日本を襲った大雨による被害は記憶に新しいところだと思います。
また、今週末には台風12号が日本列島を襲うとのことで、西日本で被害に遭った方だけではなく、近くに川がある方は警戒が必要になりそうですね。
そんなときは、気象庁が提供している河川の洪水危険度をリアルタイムで予測するサービスをぜひ活用してみて下さい。
気象庁提供、洪水などの危険度を予測するサービス
気象庁はこちらの「災害情報ページ」で河川の洪水危険度や、浸水害の恐れがある箇所などを予測して発表しています。
通常は予報の発表対象ではない中小河川(水位周知河川及びその他河川)の洪水害発生を予測しているのもポイント。
内閣府も大雨の際はこちらのサービスの利用を勧めており、その情報はかなり信頼性が高いですよ。
#大雨 や #台風 の際、「近くの川が氾濫しないか心配」ということはありませんか?
— 内閣府政府広報オンライン (@gov_online) 2018年6月18日
気象庁では全国約2万の河川について #洪水警報の危険度 をリアルタイムで予測、ネット上で公開しています。各種警報などともに避難準備のご参考に。https://t.co/yJF6fx7bp6 pic.twitter.com/O0YM19lJ1C
このサービス、現在の河川の状況を示しているのではなく、「3時間後にどうなるのか」を予測して表示している点がポイント。
今かなり危険な状況、と言われてもどうしようもありませんが、「3時間後に危険になる」と言われたら余裕を持って避難することができます。
予測は以下の5段階。
- 極めて危険(警報基準の1段階上にすでに到達)
- 非常に危険(3時間先までに警報基準の1段階上の基準に到達すると予想)
- 警戒(警報級)
- 注意(注意報級)
- 発表なし(今後の情報等に留意)
上から二段階目の「非常に危険」が「避難勧告」に相当するようです。
地図の中ではこれが色分けして表示してあり、視覚的に分かりやすくなっていますよ。
さらにこの予測、なんと10分おきに発表されるリアルタイムなもので、時間による移り変わりも動画で確認可能。
こちらのページでは洪水危険情報の他にも、土砂災害、浸水害の危険性、また現在の雨の様子も見ることが出来ます。
「雨」に関わる災害に関して、分かりやすく情報がまとめられているという事ですね。
大雨が降っている場合には、河川を自分で見に行く事なく、こういった政府が発表してくれている情報をもとに落ち着いて避難できると良いですね。
皆さん、台風などの大雨には十分注意するようにして下さい!
気象庁提供のサービスはコチラ
▶気象庁|洪水警報の危険度分布