国内の売上げ3年連続王者の『モンスト』がついに転落…1位に輝いたのは?

モバイルゲーム課金売上げでぶっちぎりで2017年も1位だった『モンスト』ですが、2018年上期においてはついにあのゲームに抜かれてしまったようですよ。
3年間王者だったモンストを抜いて、ついにFGOが売上高1位に
モバイル広告の効果想定や、アプリ分析などのサービスを提供するIGAWorksが発表したのは、2018年上半期(1月~6月)のスマホゲームの売上高分析データ。
昨年末にファミ通.comが発表していた2017年の課金売上げランキングでは『モンスト』が1位だったんですよね。
- モンスターストライク:1041億円
- Fate/Grand Order:896億円
- パズル&ドラゴンズ:473億円
- LINE:ディズニー ツムツム:303億円
- ドラゴンボールZ ドッカンバトル:278億円
- アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ:226億円
- グランブルーファンタジー:209億円
- 実況パワフルプロ野球:172億円
- 白猫プロジェクト:149億円
- ポケモンGO:143億円
出典:ファミ通.com
データの分析元は異なりますが、IGAWorksのデータにおいても『モンスト』は3年連続で首位をキープしていたそうで、まさに国内におけるソシャゲの課金売上げの不動の王者というだった訳です。
それが2018年上期でどう動いたがポイントだったのですが、その結果がこちら。
なんと2億の差と僅差ではありますが、今まで2位だった『Fate/Grand Order』が『モンスト』を抜いて1位になっているんです。
ファミ通の2017年のデータでは3期分の売上げで『モンスト』が1041億円に対し、『Fate/Grand Order』が896億円と差があったのに対し、2期分とはいえ売上げが逆転ですからね…FGOの勢い恐るべし。
そりゃ、SONYの決算報告資料でも音楽分野の大幅増収で名指しでゲーム名が記載もされますよね。
さて先程のランキングは5位までだったのですが、6位以降はこうなっていました。
こちらはさらに動きが激しく、2017年の同時期に10位以内に入っていた『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』や『ファイアーエムブレム』は姿を消して、代わりにランクインしたのは『荒野行動』や『リネージュ2レボリューション』など。
『荒野行動』は本家のバトルロワイヤルゲーム『PUBG』よりも先にスマホゲームとして参入したのはでかかったと思うのですが、すでに本家もリリースされましたし、今後どう売上げに影響してくるかは気になるところであります。
それにしても上位は上半期だけで600億円近くの課金売上げって、1ヶ月あたり1つのゲームだけで100億近い課金がされてるって考えると恐ろしいですよね。