今どきはガラケーにもGoogleマップやYoutube!? Googleが巨額の出資
一昔前は国内で国産メーカーがかなりのシェアをとっていたような気がするガラケー。スマホの隆盛とともに衰退していき、街中で使っている人を見かけると懐かしい!とつい思ってしまいます。
日本ではそんな感じですが、インドやアフリカなど新興市場ではガラケーのOSの進化がすごいみたいです。Googleも最近巨額の出資をしたらしく、すでにアプリや音声ナビにも対応しているんだとか。
ガラケーでもGoogleマップやYoutubeが使える
ガラケーOSとは言っても、残念ながら国産のOSではなく、KaiOSというアメリカ発のもの。スマホではPCのようにメモリが3GB以上だったり、クアッドコアCPUも珍しくなくなってきましたが、KaiOSは256MBのメモリでも快適に動作するんだそう。
低スペックでも快適に動くということで、コストをかけずに端末を作れるため、インドではiOSのシェアを上回っているそうですよ。
日本でガラケーと言うと、もっぱらテキスト情報や有料のキャリア公式チャンネルなんていう懐かしい文化を思い出しますが、KaiOSではHTML5で作られたアプリが動き、アプリストアもあるんだとか。
日本のガラケーがスマホに負けず進化し続けていたらこうなっていたかもしれませんね。実際のKaiOSの紹介動画をどうぞ。
そんなKaiOSの勢いに乗っかりそこねるわけにはいかないと、Googleは最近2,200万ドル(24億円)という大変な額をKaiOSに投資したそうです。
Googleの狙いは、自社のサービスをガラケーユーザーにも届けるということ。いつかガラケーユーザーがスマホを使うようになったら、スムーズにGoogleのサービスを使ってもらうことが目的のようです。
今年2月に明らかになっているのだけでも、Google検索やGoogleマップ、Googleの音声アシスタントがKaiOS上で動くようになるそうです。そのうちYoutubeも見られるようになるとか。もはやスマホじゃん…。
スマホが流行りまくっている日本ではすでに関係のなさそうな話ですが、世界的にみるとまだまだガラケーは進化していて、Googleも注目しているというお話でした。