AmazonがFireタブレットを「スマートディスプレイ」に変える新機能発表
世界で少しづつ普及し始めているスマートスピーカー、日本は対応言語の問題などもあってあまり普及の傾向もないのですが、もしかしたらもっと身近な存在になるかも知れません。
Echoシリーズを販売しているAmazonが、なんとFireタブレットをスマートディスプレイにする新機能を発表しました。
Show Modeと専用ドック
日本ではイマイチ普及しないスマートスピーカーですが、アメリカなどではAmazon Echoが大きなシェアを獲得し普及に貢献していますね。
Amazon Echoはスマートスピーカーの先駆けとして、もう1つの販売デバイスであるFireタブレットは独自OSを搭載した格安タブレットとしてそれぞれ有名です。
そのAmazonが、Fireタブレットの「Fire HD 8」と「Fire HD 10」を画面付きAmazon Echoに変える新機能「Show Mode」を発表しました。
この「Show Mode」はAmazon Echoの基本機能である「Alexaでの操作」はもちろん、指定した音楽を再生したり、カテゴリや雰囲気などアバウトな選曲にも対応してくれます。
また画面があるので、話しかけるだけで天気やニュース、映画やテレビ番組を表示させたり、ビデオ通話をかける事もできてしまう優れもの端末になっちゃう模様。
また「Show Mode」専用の充電ドック「Show Mode Charging Dock」も合わせて発表されており、Fireタブレットをドックに置くだけで自動的に「Show Mode」に移行可能。
同様に、タブレットで書籍などを見たいときはドックから持ち上げるだけで通常モードに移行するので、モード切替の手間がない事も注目されています。
「Show Mode」は現地時間の7月2日から、随時ソフトウェアアップデートで無料にて利用できるようになるそうで、「Fire HD 8」や「Fire HD 10」を持っているユーザは無料のスマートスピーカーを手に入れた事になりますね。
専用ドックについては7月12日から順次出荷予定との事で、「Fire HD 8用」が39.99ドル(約4,400円)、「Fire HD 10用」が54.99ドル(約6,000円)で、事前予約すると5ドル(約550円)安く購入できるそうです。
まとめ
「Show Mode」が日本語に対応しているのかは残念ながら確認できず、また専用ドックは今の所日本での販売は想定されていないようですが、随時バージョンアップ対応される事でしょう。
AppleもiPadをHomePodのようにしてくれるモードを開発してくれると良いですね。