LINE、Amazonに続いて液晶付きスマートスピーカー「Clova Desk」を発表

先日、Amazonが日本国内でのスクリーン付きの「Echo Spot」の予約を開始しましたが、LINEも本日行われた発表会で液晶搭載の新型Clovaをお披露目しました。
今後はスクリーン付きのスマートスピーカーが主流か
ちょうど1週間前の6月21日にAmazonがタッチスクリーン搭載の「Echo Spot」の予約を開始して話題になりましたが、LINEも対抗してきたようですよ。
LINEは本日行われた事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2018」において、Clovaの今後の展開を説明するとともに、Clovaシリーズの新モデルを発表しました。
発表されたのは、7インチのタッチスクリーンを搭載した「Clova Desk」。
機能としては天気や料理のレシピ表示、カレンダー(予定)の表示などに加え、買い物も可能になるとのこと。
またカメラを搭載しておりLINEアプリと連携して、ビデオ通話も可能で、顔認証にも対応可能のようです。
LINEとしてはスクリーンが付くことで、スマートスピーカーに不慣れな例えば年配のユーザーにも簡単に使ってもらえるのではないかと説明をしていました。
デモとして公開された実機の画面では、待ち受けのような画面に天気、運行情報、予定などが表示されており、これはこれでなかなか便利そうという印象。
またClova Waveにも搭載されていた赤外線リモコン機能も搭載されており、さまざまな家庭内の家電製品などの操作も可能になるそうです。

LINE Clovaの例
気になる発売日ですが現在開発中で、今年の冬を予定しているとのこと。
先日予約が始まったAmazonの「Echo Spot」は液晶が小さいのに対し、Clova Deskはちょうど米国では販売されている「Echo Show」と同じくらいのサイズになっています。
やはり様々な情報を表示するには7インチあった方が見やすく、リビングに置くならこのくらいのサイズで多くの情報が一覧できた方がいいですよね。
あとは価格がいくらになるかについては今回は発表はなく、Echo Showが$229.99(約2.5万円)であることを考えると同じくらいの価格になると思われます。
Clovaシリーズといえば、先日初めて外部キャラクターを採用したドラえもんモデルを出していたのですが、同発表会での説明によれば発売日当日の時点で完売に近い状態だったんだとか。
この勢いで「Clova Desk」も注目されるのか、「Echo Show」が国内発売されるのが先か微妙なところで、後出しになるとツライだけにLINEはどれだけ早く発売できるかが勝負になりそうですね。