牌を撮影するだけでOK!?自動で点数計算してくれる『麻雀カメラ』を試してみた

麻雀と言えば漫画は読んだことがあってルールくらいは知っているけど、点数計算はできない…そんな人も結構いるんじゃないでしょうか。
簡単な役ならまだしも、複雑になると友達に計算してもらって…なんてこともあると思いますが、そんなことからもおさらばできるアプリが登場しました。
iPhoneをかざすだけで点数計算できると聞いたら、ちょっと試してみたくなりますよ。
自動計算してくれるものの牌の認識に多少難あり
今回ご紹介するのはiPhoneのカメラであがった牌を撮影するだけで、点数を計算してくれる『麻雀カメラ』。
画像認識で牌を読み込んで計算をしてくれるようなのですが、これは試してみねば!ということでやろうとしたのですが、残念ながら手許には麻雀牌がない…。
悩んだ末に代替手段として用意したのが、画像編集ソフトと麻雀牌イラスト。実物ではありませんが、画面上で作った役を読み込ませてどんな感じで使えるのか試してみたいと思います。
ということで、手始めに試す役がこちら。比較的分かりやすい役満、大三元ですね。
点数計算をする時は『麻雀カメラ』を起動して、点数計算を押して計算した麻雀牌を画面の上の範囲内に写るようにすると…
一発ではいかず、エラーが出たりしましたが…そのまま少し角度を変えつつかざしていると無事認識してくれました。
おお、これでOKかと思ったらよーく見ると「三萬」が「二萬」に…。
こんな時は、修正ボタンを押して、正しい牌に置きかえればOKです。
後は「ツモかロン」か、自分は「親か子」か、自風などの条件を入力したら、条件選択ボタンを押して、最後にリーチの有無など必要な項目を設定したら点数計算へ。
はい、でましたー。まあ、これは役満だから分かりやすいですよね。
さて、最初の認識の時点でエラーが出たり、牌の読み間違いもあったりしたので、さらに意地悪をして牌の並びを崩したらどうなるのかも見てみます。
どうかな?と取り込んでみたら、おおお、牌がバラバラでもちゃんと認識している!相変わらず「三萬」が「二萬」ですけどw
さらに今度は役牌をポンしている状態でもちゃんと計算してくれるのか、こんな状況を設定。
こういうのも普段ならありますからねえと思いつつ取り込むと…おお、ちゃんと鳴いている状態も認識してくれてる!と喜んだのもつかの間、またもや「三萬」が「二萬」になっている上に「六筒」がなぜか「発」にw
うーん、この辺はまだまだ認識精度が甘いんでしょうかね。間違いは修正で直して点数計算した結果はちゃんとあっていましたよ。
気になる誤認識に関しては、やはり画面上の牌ということもあるのかと思ったのですが、アプリのレビューでも「正しい牌を表示してくれない」という声もちらほら。
実用性という意味では今後のアップデートでの改良が望まれるところではありますが、面倒くさい点数計算を自動化することで麻雀のハードルを下げることに繋がるのも事実。
こうやって今まであった障壁が技術で解決されていくのって、今後もどんどんでてくるんでしょうね。