あなたは大丈夫?Apple Store店員が教える、iPhone充電時に気を付けたいこと

ケーブルを挿しても充電されない…そうすると真っ先に充電ケーブルを疑いたくなりますが、Apple Storeの店員によると意外なことがトラブルに繋がるようですよ。
充電するときは優しく
今回ご紹介するお話しは、ZDNetに掲載されたiPhoneの充電に関すること。
Chris Matyszczykさんは数年前にiPhone 6を購入したのですが、Lightningケーブルを挿しても充電できたりできなかったり…はたまた数分充電したら停止したりと不安定な挙動に悩まされていました。
きっとこれはiPhoneに問題があるに違いないと彼はAppleのジーニアスバーに持ち混んだのですが、診断結果としては、接触不良は水が原因とのこと。

photo credit: Applestore London: Genius bar via photopin (license)
それならしょうがないと彼は2台目のiPhone 6に買い換え、充電に関する問題は一旦は解消しました。
これで解決ならよかったのですが、なんと1年後に充電の不具合が再発。どういうことかとジーニアスバーに再度持ち込んだのですが、ここでChris Matyszczykさんは衝撃的な一言を言われてしまいます。
それが「Lightningコネクタを差すのが乱暴すぎる」と。
Apple Storeの店員によれば、「乱暴にLightningケーブルのピンを差し込んだことで内部が破損した」と考えられるとのことだったんです。
壊すほど激しく差し込むってどんだけなんだろう…という疑問はあるものの、店員さんからみると彼の差し込み方は乱暴だったということなんでしょう。
内部ポートは押し込むように差し込む設計はなされておらず、「ピンの端を当てたら優しくスライドする」ように差し込んでほしいとのこと。
そこまでデリケートに扱わないといけないのか…と思ってしまいますが、ピンが少し斜めになっている状態で無理矢理押し込もうとすれば、側面を傷つけそうではありますよね。
ただそんなことを今まで意識したことはありませんし、それが原因で壊れたという話もあまり聞きませんが取扱い方によっては壊れてしまうということは頭に入れておいたほうが良さそう。
ちなみに扱いが乱暴と指摘されたChris Matyszczykさんは、ジーニアスバーで差し方のレクチャーを受けて帰宅。
充電するときは注意しようね…めでたしめでたしで話が終わるハズだったんですが、彼の3台目のiPhoneはまた同じように充電不良を起こしてしまったそうです。
でもレクチャーがあったおかげなのか、なぜかLightningケーブルの向きを逆にすると充電できるようで、少なくとも充電時の取扱いが故障に影響を与えていたとは言えそうです。
ただどういう訳か彼の所有するiPad 2台は、このような充電トラブルもなく使えているそうでまだ他にも原因はありそうな気がしますがそれは謎のまま。
Lightningケーブルと言えば根元が断線しやすく、それが原因で充電が不安定になるというのは私も経験があります。
今回の体験談では、ケーブルに関する説明がなかったので詳細は分かりません。差し込みを優しくすることも大事ですが、できたらこちらは強度補強などの対処はしてもらいたいものであります。
また、今回は差し込み方を指摘されていましたが、Lightningポートの接触が悪いからと掃除をする時に爪楊枝など固い物を使うと破損の恐れがあるので、そちらもご注意下さいね。