Appleの標準マップに「実在しない島」がある?元は地図帳の印刷ミスが原因か

iPhoneで地図と言えば多くの方がGoogleマップを使っていると思いますが、実はiPhone標準マップに実在しない島が載っているのを知っていますか?
場所は津軽半島の西方100キロ沖合いの日本海上。そんな島は本当にあるのか、さっそくチェックしてみましたよ!
なぜかApple標準マップに残る実在しない島
ハフポスト日本版によると、地図帳を発行している二宮書店が8年間も地図帳に実在しない島を掲載していたことが明らかになりました。
そんなことが本当にあるのか…という話なんですが、技術の発達で地図帳を読むことも減ったので気付かれにくかったとかあるのかもしれませんんね。
そしてなぜ今頃になって発覚したのかというと、きっかけはハフポスト日本版で2016年12月に掲載された「Googleマップから消えた謎の島」という記事。
記事を要約すると、Googleマップに載っていた島が消され調べたら、存在しない島だったという話なんですね。
この記事を読んだ早稲田大学探検部の大学生が本当にあるのかどうか探検するため、同島を掲載した地図帳を発行していた二宮書店に問い合わせて、最終的には印刷ミスだったことが判明したという訳です。
二宮書店によれば、地図の元となるものに誤って点が入ってしまい、それが島のように見えてしまってたのが真相とのこと。
その後、地図帳は修正され発行されています。同様の島はGoogleマップも掲載していたのですが、2013年12月に修正されたそうです。
ところが今日現在、iOSの標準マップを見てみると、なぜか「存在しないはずの島」がまだ残っているんです。Appleが二宮書店の地図帳を参考にしたのかは今のところ分からないんですが…。
衛星写真にしてしみると普通、島なら緑などが見られるのですがこの島は灰色…。島の形だけ掲載されているみたいですね。
なぜいまだに「実在しないはずの島」が残っているのかは謎ですが、Apple標準マップといえばリリース直後にやらかしまくった印象もあって今回も何か反映遅れか何かなんでしょうかね。
今回は別段間違ったままでも問題ない内容でしたが、実は他にもこういう間違いがあるんじゃ…と思ってしまうあたり、あのリリース時のひどさが与えた影響はでかいなと思う次第です。