【iOS 12】パフォーマンス向上の効果は!? iOS 11との動作比較ムービーが公開

iOS 12でおそらくもっとも注目されたのは「パフォーマンスの改善」。
これまでiOSはアップデートすると動作がモッサリすると言われてきましたが、iOS 12では動作が速くなることが期待されています。
そうなると本当に速くなるのか、iOS 11とiOS 12(ベータ版)を比べてみたくなりますよね。そんな動画が公開されたのでご覧ください。動作速度は果たして…!?
iPhone 5Sで「iOS 11と12」を比較
iOS 12をインストールすると、アプリの起動速度が40%、キーボードの表示速度50%、カメラ起動速度は70%向上するとWWDCで発表されました。さっそく検証動画が公開されています。
こちらはiPhone 5Sに「iOS 11.4とiOS 12(ベータ版)」をインストールして比較した動画。
左:iOS 11.4
右:iOS 12 Beta 1
iPhone本体の起動やキーボード表示、写真アプリ、カメラ、メールアプリ、Siriの起動速度などはiOS 12に軍配が上がっています。
とはいえiOS11.4のほうが速い場面もありますし、ほとんど変わらない場面もあります。でもこの端末、iPhone 5Sですよ!4年近く前に発売された端末が速くなる可能性があるって凄いことのじゃないですか。
iPhone 6で「iOS 11と12」を比較
こちらはiPhone 6に「iOS 11.4とiOS 12(ベータ版)」をインストールして比較した動画。
左:iOS 11.4
右:iOS 12 Beta 1
先程のiPhone 5Sと似たような結果でした。本体の起動やキーボード表示、メールアプリの起動速度などはiOS 12が速い印象。
そして同じくiOS 11.4のほうが速い場面あり、ほとんど変わらない場面あり。ただiOS 12はベータ版だということを加味すると、これは正式版に期待したくなるスピードだと言えそうです。
iPhone 8で「iOS 11と12」を比較
最後は最新端末であるiPhone 8に「iOS 11.4とiOS 12(ベータ版)」をインストールして比較した動画です。
左:iOS 11.4
右:iOS 12 Beta 1
最新端末ともなると、それほど大きな差はなさそうな印象……。キーボード表示、Safariの読込みはiOS 12が若干速く、本体の起動やApp Store表示はiOS 11が速いですね。
全体的には五分五分という感じでしょうか。
まとめ
iOS 12はまだまだベータ版の段階なので、リリース時にはさらにスピードアップしている可能性もあります。旧端末が速くなるのは非常に嬉しいですね。
iPhone 5S以降の端末に対応しているということで、機種変更してから押入れの奥に眠っている端末の使い道などが見えてくるかも。