あの妄想が現実に!?ASUSがキーボードもタッチパネル化したノートPCを発表

先日とあるユーザーが作った妄想爆発のiPadからMacBook Pro、iMacまで1台3役をこなせるコンセプトをご紹介しましたが、来年にはそれに近い物が実現されるかもしれません。
ユーザーの行動を見てキーボード部分が自動で変化
先日、「ぼくの考えた最強のMac」とも言える、iPadからiMacまで1台で変形してこなせるコンセプト動画をご紹介しました。
このコンセプトモデルはiPadとして使いながら、
開くと、MacBook Proに変身。
さらに180度開くと1枚のモニターになってiMacにもなるという、少々現実的ではないもののあったら面白いね…的にご紹介していたものだったんですね。
それがですね…先日ASUSが新製品発表会の席で発表したコンセプトモデルが、ほぼこれを実現したものだったんです。
「Project Precog」と名付けられたノートパソコンは、デュアルディスプレイ搭載でキーボード部分もタッチパネルになっているのが特徴。
ただそれだけでなくこのデュアルディスプレイ仕様を生かして、キーボードなどを表示した「Stand mode」をベースに、
180度開いて、外付けキーボードなどを使えば大きいディスプレイとして使える「Book Mode」も搭載。
さらにぐるっと回せば、タブレットのようにも使える「Tent Mode」なんてのも。まさにあのコンセプトモデルと同じじゃないですか!
さらに180度開いた状態で机に置けば、対戦ゲームなどもできる「Flat Mode」なんてのも。
しかもキーボード部分にあたるディスプレイはAIにより、ユーザーの行動に合わせて表示を変更するのが特徴で、手の場所を見てキーボードの表示位置が自動で変わったり、
スタイラスペンで画面に触れれば、自動的にスタイラスペンモードに切り替わるなど、ユーザーが意図的に切り替えることなく変幻自在にAIで表示を対応してくれるんです。
いやはやまさか、妄想コンセプトモデルが実際の製品に近いものになって出てくるのは驚きですが、ASUSはコンセプトモデル止まりでなく、来年2019年には発売を目指しているんだとか。
タッチディスプレイでのキーボードの使い勝手や、デュアルディスプレーによるバッテリーの持ちなど気になるところは色々ありますが、久しぶりにワクワクする商品だけにぜひ製品化してもらいたいですね。