ティム・クック氏、iOS12の新機能で「iPhoneを使い過ぎてた」と反省

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by ともぞう

昨日WWDC2018でも発表されたiOS 12ですが、ティム・クック氏は実際に使ったところ、とある新機能で自身のiPhoneの使い方に気付かされたそうです。

iPhone/iPadの利用時間を視覚化するスクリーンタイム

昨日のWWDC2018の発表以降、徐々に色々な新機能が明らかになってきていますが、その中でも注目だったのがiOS 12の「スクリーンタイム」。

いままで設定のバッテリーでも、各アプリのバッテリー使用比率と使用時間が機能はありましたが、さらに一歩踏み込んでグラフなどでより細かくレポートされるのがこの機能なんです。

※2018.6.6 13:40 訂正:コメントでご指摘をいただき、現状でも設定のバッテリーの項目で使用時間が確認できる旨を考慮し、文章を変更いたしました。

すでにAppleが公開しているスクリーンショットをみると、そのレポートはかなり細かくなっており、iPhoneの総利用時間だけでなく、ゲーム、SNS、エンターテイメントそれぞれどのくらいの時間利用してるのかを見られるように。

さらによくみると、一番長く使ったのが何時間で、布団に入ってからどのくらい使ったかまで分かるようになっています。

もちろんアプリ毎にどのくらい使われているかも見られるようになっていて、まさに自分のiPhoneの使い方が丸裸にw

そんなiOS12のスクリーンタイム機能をすでに利用しているティム・クック氏は、CNNへの独占インタビューにて

私は(iPhoneの使い過ぎに関して)かなり鍛えられていると思っていたが、それは間違っていた。(意訳)

引用元:CNN tech


と、自身のiPhoneの使い過ぎに新機能で気付いたと語ったそうなんです。

ティムクック氏すらも、スクリーンタイムでデータを見るまではiPhoneを使い過ぎていることに気付かなかったとは、もし自分で使ったらと思おうとちょっと恐ろしくもあります。

以前、アメリカの投資家がAppleに対し、「スマホの長時間使用が子どもの健康に与える悪影響への対策をするように」と公開書簡を送ったという話がありましたが、実質この機能はこの要望に応える形のもののようです。

イメージ画像

スクリーンタイムは利用時間を把握できるだけでなく、アプリ毎に1日の利用時間を制限する機能もあり、ペアレンタルコントロールを利用し子供のiPhoneに利用時間の制限を掛けることも可能となっています。

自分もよくないなあと思いながら寝ながらiPhoneを触ることが多いのですが、スクリーンタイムで可視化されるとちょっと控えようかなと思うようになるかもしれませんね。

ライターのひとこと

なければないで大丈夫なのですが、手許にあるとついiPhoneを開いている時ってあるので、改めて可視化されるとびっくりするような時間なんでしょうね。きっと。

参考: CNN

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