【続報】パクリ疑惑の少年ジャンプの新作アプリ「配慮欠いていた」、配信中止に

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by ともぞう

先日、『どうぶつタワーバトル』にそっくりと話題になっていた少年ジャンプの新作アプリ『画太郎ババァタワーバトル』ですが、配信停止となったようです。

開発者に対する敬意と配慮が欠けていた

リリースされるやいなや、『どうぶつタワーバトル』にタイトルもゲーム内容もそっくりと話題になっていたのが、少年ジャンプがリリースした『画太郎ババァタワーバトル from 星の王子さま』。

両者のリリースタイミングなどを考えると、参考にしていてもおかしくないとみていたのですが、ねとらぼの問い合わせにて、集英社が『どうぶつタワーバトル』を参考にしていたことが分かったんです。

同ゲームは、集英社の許諾のもと、ミリオンダウトにより企画開発されたもので、先行するパズルゲームのひとつ「どうぶつタワーバトル」の面白さとアイデアに着目して、それらを漫画キャラクターの世界観の中で新たに組み立てられないかと模索し制作されました。

引用元:ねとらぼ

いやそこまで丁寧に素直に答えなくても…って思ってしまうくらいなのですが、実質潔く『どうぶつタワーバトル』を真似しましたっていうのと同じですよね。

また同じようなタイミングで、『どうぶつタワーバトル』の開発者さんにもメールが行ったらしく、「配慮と敬意が不足していた」とのこと。

それにしても気になったのは「パロディ的なもの」であって、問題ないと認識していたという点。

「作者が悲しい気持ち」にならなかったら、そのままでもよかったのかという話でもあります。

パロディならパロディとして、事前に開発者さんへ連絡して許可を得ていれば良かったような気もするのですが、どうなんでしょうね。

このようなこともあり配信元である集英社は、iOS/Android向けのアプリの配信を中止したのですが、配信を発表したツイートなどは削除されずそのままの状態。


配慮に欠けていたとするならこちらも削除されたほうがいいと思うのですが、まだ対応が追いついていないというだけでしょうか。

また本作は、元々「第1回少年ジャンプアプリ開発コンテスト」で奨励賞を受賞した作品。今後のコンテストの審査のあり方など、問われることになりそうです。

ライターのひとこと

パロディと言っても、大手が個人開発アプリを…となるともう少しやり方はあったんじゃないかなと思います。


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