KDDIが発表会で遠隔操作ロボットを公開、その見た目に「敵キャラとして出てきそう」

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by ともぞう

身近に見かけるロボットと言えばソフトバンクの「ペッパー君」ですが、auが発表会で公開したロボットの見た目が話題になっています。

どことなく漂うSF映画などに出てきそうなロボット感

auは昨日、発表会の中でKDDIが出資している企業が開発したロボットを発表しました。

キャリアの発表するロボットというと、まっさきに思い浮かぶのが「ペッパー君」ですが、似たようなのを出すのかな?と思ったら…

公式ページで公開されている動画を見ると、ユーザーはVRとグローブなどを装着することで、遠隔地のロボットを操作し疑似体験が可能というもの。

店頭とかに置かれるコミュニケーション用ロボとはコンセプトが違う物なんだな…と思ったんですが、ちょっとその見た目がですね話題なんです。

それがこちら。な、なんでしょうか…ペッパー君と違って無機質な印象。

これにはTwitter上でも話題になり「ペッパーから優しさを全部取り除いたみたいなやつ」といった感想や、

 

敵キャラとして出てきそうなんて声も。確かにSF映画やアニメで敵側のセキュリティーロボットとして、出てきてもおかしくない見た目ではあります。

胸が開いて銃が出てきて、主人公を撃ってくる様子まで想像できましたw

あくまで量産型プロトタイプということもあるんですが、肩や肘などの関節がむき出しでコードなどが見えているあたりから、さらに妄想をかき立てている方も。

 

そして異論はあるかもですが、多少はかわいげのある顔だったペッパー君という比較対象があるだけに…

真っ黒に見える目もあいまって、「悪のペッパー」なんて意見も。

 

公式ページでの紹介動画ではユーザーの操作するロボットが遠隔地の人と接する場面もあるので、そう考えるとこれらの感想を鑑みてもその見た目って大事だなと改めて考えさせられますね。

そういう意味ではその性能には色々言われていますが、見た目という意味ではペッパー君は受け入れられたんですね。

KDDIの発表によれば、今年の夏には小笠原諸島をこのロボットを使って遠隔体験できるツアーを予定しているとのこと。

ただこのロボットが観光地で集団で移動してきたら、さすがに怖くないですかね…。

と言いつつも見た目を除けば、VRとグローブの組み合わせで視界だけでなく腕の動きまでもトレースするロボットは、旅行などの疑似体験だけでなく、危険な場所での作業をロボットに代替するなども考えられる夢のある話。

そういう意味では、是非ともデビューにあたってはもう少し見た目は改良していただき実用化してもらいたいですね。

ライターのひとこと

ペッパー君みたいな愛称がないかなと探したんですが、ユーザーが遠隔地でロボットを分身として扱うためなのか名前はありませんでした。

参考:au

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