西城秀樹さんの葬儀の記念品、早速メルカリやヤフオクで転売…なかには200万円以上にも

今月16日に亡くなられた歌手の西城秀樹さんの葬儀で配られた記念品が、早速フリマやオークションに出品されてしまっているようです。
オークションへ出品されたものは関係者に配られたものか
今月16日に亡くなられた西城秀樹さんの葬儀が25・26日に行われ、一般参列者用の祭壇も設けられたことから多くのファンが参列しました。

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その際に2014年のコンサートの写真が入ったポストカードが、全部で2万枚配布されたのですが…
まさかの『メルカリ』で早速、転売されてしまったんです。
出品の説明では「遠方で参列できなかったファンの方のために…」とは書かれているものもあったのですが、出品価格は300円から高い物では11,111円と明らかに転売目的と思われるものもチラホラ。
追悼の会でファンのために配られたものを転売する行為には、ネット上では「人の死で儲けようとするのはどうなのか…」などの批判の声も挙がっていました。
またさらにすごいことになっているのが、オークションサイトの『ヤフオク』。こちらでは一般参列者に配られたものとは別に、DVDなどの記念品一式が出品されております。
しかもこの出品には100以上の入札が入っており、記事執筆時点(2018年5月28日10:47現在)での価格は200万1,000円。
出品の品を見る限り一般参列者の方ではない方への記念品のようにも見られ、何かしらの関係者の方がもらった品の思われます。
これにはネット上で怒りの声が多数寄せられているのですが、出品者側は「弊社では古物商法に基づき代理出品を行っております。」としており、「また、芸能関係、葬儀会社、食品製造メーカーや廃棄物処理業者などとは全く関係がございません。」と出品説明を追記。
※記事執筆中に同出品は削除されました。
実際に参列された方が直接出品はされていないようですが、少なくとも売れると思い葬儀の記念品を業者に持ち込んだんでしょうね。
これが何か法律に抵触するという訳ではありませんが、いくら有名人とはいえ葬儀で配られた品がオークションで売られてしまうのはなんとも複雑な気分ではあります。
ちなみに『メルカリ』のポストカード出品については本記事作成中に、同じキーワードで検索しても表示されなくなっていました。
先程みた限りは全て購入済になっているので実質あまり意味はありませんが、以降の出品は規制するような動きがおそらく入ったものと思われます。