マジかよ…AppleはiPhone 6/6 Plusが曲がりやすい事を知りつつ発売。証拠見つかる
皆さんはiPhone 6/6 Plusが発売された時に、「ズボンのポケットに入れていたら曲がった」と話題になったのを覚えていますか?
当時Appleはそれらを否定し検証動画をあげるに至ったのですが、なんと裏ではその事実を知りつつ発売していた事を証明する資料が出てきました。
嘘の説明だった?
2014年に発売されたiPhone 6/6 PlusはそれまでのiPhoneに比べ面積が広くなりかつ薄くなるという大幅なモデルチェンジを行います。
結果的には現在主流のモデルサイズとなっているのですが、発売当時から「曲がりやすい」と度々SNSなどによる報告や問題指摘が行われていました。
So apparently people are complaining of their iPhone 6's being bent smh pic.twitter.com/27RpFKWSTU
— K Dot (@KDot_17) 2014年9月23日
Appleは当時「通常の使用で曲がるのは稀」「曲がったのはごく少数のユーザ」「以前よりも徹底した強度テストを行っている」と説明し曲がり易い事を否定。
この公式発表が事実に基づくものであるなら誰もが納得したでしょう…しかし今回、この報告そのものが嘘であった可能性を示唆する資料が出てきたんです。
この資料は、iPhoneの内部基盤損傷によって画面のタッチ操作が不能になる「タッチ病」に関する裁判に提出されたものだったのですが、その中にiPhone 6/6 Plusがどれくらい曲がりやすかったかが記載されています。
それぞれ、iPhone 6はiPhone 5sの3.3倍、Plusは7.2倍も曲がり易いと実数で書かれており、Appleは発売前からこの事実を知っていた事に…。
これは裁判所に提出されたAppleの内部資料であり、Appleが以前発表した「曲がり易い事への否定」は、そもそも事実を知っていながら嘘の発表した事の証明にもなるでしょう。
こういった資料を元に専門家らの中には、「AppleはiPhone 6に構造技術的欠陥があるのを知りながら発売したのではないか?」と、疑いの声を上げる方もいるようです。
まとめ
この資料がApple内部でちゃんと共有されていたのかは定かではありませんが、Appleが嘘をユーザに周知したのはまぎれもない事実であり、このニュースでAppleを批判する声も少なくありません。
別問題の裁判から出てきたこの資料、消えた火種を再点火する材料になってしまったワケですが…今後のAppleの反応に注目が集まりそうです。