90年代Appleにスマホ構想が?時代の先を行き過ぎ消滅した「Looking Glass」とは

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by HikaruSano

今や世界でも有数のスマホシェアを誇るApple、それぐらいにiPhoneの登場と普及は驚異的で、今や世界最大の資産価値ある企業として名を馳せています。

そんなApple、実は1990年代に「スマホ」や「Siri」の元となるプロジェクトがあったのですが、様々な原因から封印されてしまっていたそうなんです。

Looking Glass

今でこそ当たり前のように様々な人が手にするスマホ、それはこの時代の科学技術の粋が集まった非常に優れた電子デバイスであり、とても1990年代の人には想像もしえなかった製品に仕上がっています。

しかし1990年代のAppleには、すでにこのスマホの原点とも言えるプロジェクトが存在していた事が明らかになっているのをご存知ですか?

そのプロジェクトは「Looking Glass」と呼ばれ、1993年に発売され注目を浴びたPDA「Apple Newton」と同時進行で進められていました。

しかし「Looking Glass」の構想自体は大変素晴らしかったものの、それを実現する技術が当時の技術力からは到底考えられないものであり、「Knowledge Navigator」というデバイス名だけを残しお蔵入りとなってしまいます。

上記動画での「Knowledge Navigator」は2つ折りのカラー液晶タッチデバイスで、なんとSiriのような音声アシスタントを搭載し、操作のほとんどを音声のみで実現するという現在でもなかなか難しい動きを見せています。

プロジェクトは凍結されましたが、プロジェクトチームにいたビル・アトキンソン氏とアンディ・ヘルツフェルド氏は実現を諦めきれず、なんとAppleを退社して新企業を立ち上げる事に。

新設されたGeneral Magic社は、「Knowledge Navigator」の構想を引き継ぎつつ商品名を「General Magic」と変え開発を続行、Appleや現Panasonic、SonyやNTTなど15社の資本提携を受ける事となりました。

しかし完成した端末はコンセプトのようにはいかず、動作も遅く使い勝手も悪い上、不具合も多く3,000台も売れず社の倒産とともに消えてしまったそうです…。

まとめ

発想自体は大変素晴らしかったものの、同時の技術力(動画のものは現代技術でも怪しい)では再現できずに粗悪品を作ってしまったというのは、熱意ある2人には大変辛かったでしょうね。

次世代Siri搭載の2つ折りiPadといった感じの「Knowledge Navigator」、もしかしたら未来のAppleでは実現し販売されているかも知れません。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:appleinsider

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