意外?1人あたりの「ゲームに費やす金額」は日本人が世界1位らしい

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by HikaruSano

スマホ普及以来、ゲーム業界全体は新しいカテゴリを追加された事により興隆の一途を辿っているようですが、一方で既存カテゴリであるコンシューマなどは衰退傾向にあると言われていますね。

ゲーム特化型の調査企業が先日面白い調査結果を公開していたので、上記の点も踏まえてどのようにゲーム業界が変化していってるのか見てみましょう。

落ち込みはあくまで相対的

調査会社であるnewzooは先日、ゲーム業界の消費動向における2018年の予想レポートを打ち出し、業界関係者の間でかなり話題になっています。

このレポートによれば、世界のゲーム市場の51%はモバイルゲームが担っている状態であり、2018年の全体収入は1,379億ドル(約15兆430億円)にも上るとの事。

この場合のモバイル収入は703億ドル(約7兆6,688億円)にもなり、2012年時点のコンシューマ・PC・モバイルの全体収入に肉薄する数字となります。

ではコンシューマやPCの収入はどんどん減少しているのか?という話ですが、実は相対的に見て減っているように見えるだけで、2012年から2017年までの5年間では両者ともほぼ実収入は変わっていない、というのが現実。

スマホでのゲームが当たり前になりコンシューマなどが衰退しているようにも感じますが、実際は住み分けされているかのように不可侵状態で、それぞれ得意分野で成長している事がわかります。

また全体比率で見ると日本は中国とアメリカについで3位の状態なのですが、ゲーム人口で割ってみると1人辺りの消費は一番多い状態で、なんと北米の約1.5倍、西ヨーロッパの2.5倍もの消費額になるそうです。

ゲーム大国と言われるだけあって人口当たりのゲーム人口も多く、消費額も大きい事から小国で人口が少ないに関わらずゲーム消費で世界3位というのは、なかなかすごい調査結果ですね。

ちなみにゲーム市場は今後もモバイルが飛躍的に成長し続け、コンシューマやPCは微成長を維持しつつ、2021年には2017年の約1.5倍である1,801億ドル(約19兆6,508億円)にも膨れ上がる見込みです。

まとめ

スマホを利用している人が何かしらのゲームをプレイしている印象のある日本、数々の名ハードや名作ゲームを生み出してきただけあってゲーム大国に恥じない消費額でしたね。

見通し通りであれば全てのジャンルにおいて成長を続けるようですが、皆さんはスマホ以外で現在もゲームをプレイしていますか?

参考:newzoo

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