IT企業社長がTwitterで喫煙者不採用宣言!あなたはどう思う?

世界的に広がりを見せる「禁煙」、百害あって一利なしと言われ趣向品でありながら「タバコ」は存在そのものや喫煙者を批判する声が強まってきていますね。
そんな「タバコ」について、IT企業の社長が「喫煙者不採用」を宣言し物議を醸しているようです。
若干踏み込みすぎ?
株式会社divの真子就有CEOは先日、Twitterで「今後、喫煙者は一切採用しないことを決めました」とツイートし、各方で話題となりました。
喫煙の有無を採用時に確認したり、応募時に喫煙しないと誓約しないと応募できない企業は多数ありますが、こうして社のトップがSNSで発信するのはなかなか例を見ません。
今後、喫煙者は一切採用しないことを決めました。オフィス等の喫煙場所は撤去。現在の喫煙者の禁煙外来費用は会社が負担します。法の範囲で個人の生き方は自由ですが、①健康②生産性③周囲への影響という観点で会社にとって良いことが何もありません。喫煙者不採用の会社が増えることを願っています。
— まこなり (@mako_yukinari) 2018年4月27日
就有CEOは「法の範囲で個人の生き方は自由」と前置きするも、健康や生産性、周囲への影響から今後「喫煙者は一切採用しない」と断言し、ブログで詳細について説明しています。
また上記ブログでは採用済みの喫煙者に対し、強制的に喫煙を辞めさせるような強い圧力をかけない代わりに、「報酬に差を出す」「禁煙外来費用を負担」といった施策を打ち出したそうです。
しかしTwitterにエントリーを上げた以上、様々な意見が就有CEOに向けて発信されています。
特に喫煙者サイドからの反発は強く、「(スマホゲーやアルコールなどを例に)視野が狭い」「差別」「私生活に踏み込んでいる」といった意見が散見されました。
筆者も以前はヘビースモーカー(と言ってもフリーランスなので仕事しながら吸ってる)で現在非喫煙者なので、就有CEOの言いたい事もわからなくもないのですが、「職場での禁煙」ではなく「完全な禁煙」を謳っている事に若干の恐怖のようなものを感じました。
就有CEOは「これからは喫煙者不採用が一般的になる」とも話しているのですが、果たして「タバコ」はその他の趣向品(例えばアルコールとか)よりも排除すべき項目なのでしょうか…?
まとめ
もちろん就有CEOに賛同する意見は非常に多いのですが、「職場での禁煙」ではなく「完全な禁煙」を採用基準にするには、日本国憲法第22条にある「職業選択の自由」をクリアするために合理的な理由が必要になります。
この辺はある程度解釈次第ではあると思うのですが、皆さんは「喫煙者は一切採用しない」という方針について、どのように思いますか?