日本では未発売のApple「HomePod」、思ったより売れず…はやくも製造削減か

先日、出荷台数予測を大幅に下方修正したと伝えられていたAppleのスマートスピーカー「HomePod」ですが、製造計画の見直しも入ったようです。
技適の取得が確認されるも国内発売は厳しい?
先日、台湾メディアChina Timeが台湾のサプライヤーから得た情報として、出荷台数予測を50万台から20万台へ引き下げたとお伝えしていたAppleの「HomePod」。
さらにBloombergでは「Apple Storeで働く従業員によればHomePodは1日10台も売れない状況」と言われている状態で、どうも売れ行きは芳しくないようなんですよね。
そんなHomePodですが、SankeiBizによると、
事業に詳しい関係者はアップルが3月下旬までにホームポッドの販売予想を引き下げ、組み立てメーカーの一社である英業達(インベンテック)への発注を削減したことを明らかにした。
引用元:SankeiBiz
なんて話も入ってきており、サプライヤーへの発注も削減している模様。
発売当初のメディアの評価としては概ね、力を入れただけあって音質に関する評価は良好でだったんですが、ネックになっていたのは349ドルという価格設定。
第1次販売国としてアメリカ・イギリス・オーストラリアの3ヶ国で様子を見て、第2次販売国としてドイツとフランスで今春の発売をする予定がいまだに始まらない辺りからも価格も含め、Appleの思惑通りに言っていないのかなと思います。
そんなこともあって、あまりポジティブな話題がないHomePodなんですが、一方で先日、日本の技適を取得したなんてニュースも入ってきています。
そこから国内発売も近いのでは?なんて憶測も出てきていますが、公言していた第2次販売国での発売が今春といいつつ、もう5月になっていることを考えると日本での発売はまだまだ先の話でしょう。
ただじゃあ価格が下がれば売れるのかと言われれば、いま絶賛立て直し中のSiriがどれだけ使えるかも重要なポイント。
AmazonのAlexaやGoogleのGoogleアシスタントが着々と進化していくなかで、AppleがどうSiriを生かしてくるのか、今後に注目したいところでもあります。