それ「IT眼症」かも…? スマホの使いすぎで起こる”目の疲れや頭痛”

最近目の疲れや頭痛を感じるな…という人、「IT眼症」という可能性も考えてみてはいかがでしょうか。
IT眼症って聞き慣れない言葉のようにも感じますが、簡単にご説明します。
子どもにも症状が出るIT眼症
最近はスマホの普及によって大人からときには子どもまで「IT眼症」の症状が出る可能性があるとのこと。Yahoo!ニュースが報じて話題になっています。
IT眼症の症状は、公益社団法人「日本眼科医」によると目の疲れやピントが合わせにくいなどの眼精疲労から、頭痛や肩こりなどにまで多岐にわたるのだとか。
寝る前にベッドで横になりながらYouTubeを見たり、ゲームで遊んだりすることが原因として考えられるそうですよ。
この「IT眼症」という言葉は最近作られたそれっぽい造語というわけでないようで、公益社団法人「日本眼科医」にはすでにIT眼症についてのページがありますし、また1938年創刊の月刊誌「医道の日本」を発行している「医道の日本社」によるとIT眼症は今から15〜16年前には名称として使われ始めていたとのこと。
もともとはスマホではなく、PC作業などによる眼精疲労のことをIT眼症と呼んでいたようです。
そのためIT眼症の症状が出るのは主に大人だったのですが……、最近ではスマホの普及によって子どもにもIT眼症の症状が出てきている、というのが今回話題になった話。
最近では「スマホ老眼」という言葉も出てきていますよね。こちらは文字通りスマホの使用によって起こる眼精疲労や頭痛を指しており、狭義のIT眼症……のようなイメージでしょうか。
スマホ老眼についてはコチラ
▶重症化すると自律神経にも悪影響!?10代の若者にも増える「スマホ老眼」とは
IT眼症の対策としては、
・目とスマホ(ディスプレイ)の距離を離すようにする
・定期的に遠くを見る
・寝る前はブルーライトを見ないようにする
などなど、やはりスマホ老眼と同じような対策を行うことになる模様。
頭痛などの症状が出るようだと仕事や学校生活にも支障をきたしかねません。スマホもPCもテレビゲームも、うまく付き合いながら上手に利用したいものですね。