1時間で200台のiPhoneを分解!Appleの最新ロボット「Daisy」が公開されたぞ

エコロジー分野でも様々な取り組みを行うApple、地球環境保全のためのプログラム「GiveBack」では古いデバイスを回収しリサイクルなどが行われています。
非常に多くのパーツが使用されているiPhoneなどの分解は通常困難を極めるのですが、それを可能にしているロボットの動画が公開されました。
1時間当たり200台
以前よりAppleはiPhoneリサイクルのためのロボット「Liam」を運用し、レアメタルのリサイクルなどを行ってきました。
ちょうど2年ほど前に紹介された時点でもかなり話題になったのですが、なんとそのロボットは大幅な進化を遂げたそうなんです。
今回紹介された新たな分解ロボット施設「Daisy」は、今までの「Liam」同様iPhoneを分解しレアメタルなどを回収する目的で運用されています。
一番の違いはそのサイズと分解速度で、以前は大型の分解ロボット程度だったのに対し、現在は巨大なロボット施設そのもの、といった存在感。
また分解速度もかなり上がったそうで、なんと1時間に200台ものiPhoneを完全に分解できるとの事。
現在「Daisy」はテキサス州にある秘密のApple施設で稼働しているそうで、次はオランダのブレダで稼働させ、最終的には世界的にiPhoneの流通が多い10箇所で稼働させる予定だそうです。
iPhoneのシェアがAndroidに比べ非常に多い日本も、もしかしたらこの「Daisy」が配置され、稼働する日が近いのかも知れませんね。
Appleは最終目標として「回収リサイクルされた資源のみで製品を作る」と公言しているので、もしかしたら10台稼働する頃には実現するのかも知れません。
まとめ
「GiveBack」への参加は誰でもでき、使用しなくなった端末をApple Storeに持ち込むか、Appleのホームページから申し込む事でデバイスと交換でギフトカードを受け取る事ができます。
もし現在使っていないiPhoneやiPadなどをお持ちなら、地球環境のためにも「GiveBack」を利用してリサイクルしてみると良いでしょう。