どゆ事!?サムスンがネットのできないスマホ「Galaxy J2 Pro」リリース
スマホ市場でも非常に大きなシェアを誇るサムスン、新作をリリースする度にiPhoneと比べられるので、ライバルとして認識している人も多いのではないでしょうか?
そんなサムスンが先日最新のスマホをリリースしたのですが、その性能を見てファンやアンチを含めた多くの人々が「!?」状態になっていたんです。
ネット使用不可
先日リリースされたサムスンの最新スマホ「Galaxy J2 Pro」、Proと入っているあたりかなりの高性能機種ではないか、とファンなら期待せずにはいられなかったでしょう。
しかしこのスマホ、なんとスマホの根幹にもなる機能「インターネット」を全く使えないスマホでして、ある意味完全な欠陥品スマホに見えてしまいます。
ちなみに一般的なスペックは下記の通り。
- 5インチディスプレイ
- CPUクアッドコア1.4GHz
- RAM 1.5GB
- ROM 16GB
- メインカメラ8MP
- フロントカメラ5MP
- バッテリー2,600mAh
- MicroSD最大256GB
- Dual-SIM
最新スマホにしてはちょっと物足りないイメージなのですが、実はこの機種はそれで良いんです。
と言うのも、このスマホ「Galaxy J2 Pro」のターゲットは「大学受験を控えた高校生」であり、「勉強の邪魔にならず勉強の役に立つスマホ」がコンセプト。
通話とテキストメッセージ以外の一切の通信は許可されておらず、アプリもダウンロードできないのであらかじめインストールされている「オフライン英語辞書」や「電卓」といった機能しか使えないんです。
ちなみに価格は20万ウォン(約2万円)とかなりリーズナブルなのですが、実は後で別のサムスン最新スマホに乗り換えた場合、購入代金が返金されるシステムに!
勉強用スマホで試験をクリアして、受験が終わったら最新機種に乗り換えてお金も返ってくる、なんとも学生に優しいスマホだったようです。
まとめ
「Galaxy J2 Pro」は韓国以外への販売は無いそうですが、学生に向けたこの仕組みはなかなか面白い発想かと思います。
日本ではできないサービスかもしれませんが、サムスンが学生に特化した端末&サービスをリリースした事は、他のスマホ会社やキャリアに少なからず影響を与えるものと考えられています。