【iPhone X】ダークモードはバッテリーを節約できる?検証してみた

iPhone Xに搭載されているOLEDディスプレイは「黒」の表現に優れており、その分バッテリーの消費が少ないと言われています。
果たしてその「バッテリー消費が少ない」というのはどの程度なのか?ダークモードを搭載しているアプリ『YouTube』を使って検証してみました!
30分の検証でも差が
iPhone X以外のiPhoneに採用されている液晶ディスプレイは「非自発光型デバイス」なため、バックライトと呼ばれる背後からの光源が必要です。
そのため、何色を表示してようとバックライトが点灯する=何色を表示してようとバッテリー消費量が大きく変わることはありません。
しかしiPhone XのOLEDディスプレイは「黒」を表示している時その部分は発光していないため、バッテリー消費量を抑えられる…というわけですね。
とは言え、iPhone Xには「来る来る」と言われながらも現在まで標準機能としてのダークモードは搭載されておらず、実際どの程度消費量を抑えられるのか分かりません。
そこで、apple insiderは先日のアップデートでダークモード(正式名称はダークテーマ)を搭載したアプリ『YouTube』を使って検証を実施。
通常モードとダークモード、それぞれYouTubeのトップページを3時間表示させ続け、100%から何%まで減ったか試してみたところ…
- 通常モード:100%→71%(29%減)
- ダークモード:100%→88%(12%減)
と、なんと17%も差が出たのだとか!さらに3時間の動画再生でも、
- 通常モード:100%→55%(45%減)
- ダークモード:100%→76%(24%減)
と大きな差が。
しかし3時間も動画を見ていれば違いを感じられますが、実際の使用時間として多いであろう30分程度ならどの程度の差が出るのか…ということでかみあぷ編集部にて試してみました。
明るさを最大にし、バッテリー残量50%から同じ条件でYouTubeのトップページを30分間表示させ続けたところ…
- 通常モード:50%→42%(8%減)
- ダークモード:50%→47%(3%減)
という結果に!たった30分で5%もの差が出るとは…やはりダークモードにする意味はありそうですね。
ちなみにYouTubeアプリでダークモードを使うには、設定から「ダークテーマ」をオンにするだけでOK。
iPhone Xユーザーの方は、ぜひダークモードお試しあれ〜!