スキャンダル続くFacebook、メッセンジャーの内容も監視していた事を認める

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by HikaruSano

最近スキャンダルが多く全く良い話を聞かないFacebook、基本的には情報漏洩やシステムの穴なんかが取り上げられていますが、もっととんでもないモノがありました。

先日CEOのマーク・ザッカーバーグ氏がプライバシーに関してのインタビューを受けたのですが、そこで「メッセンジャーの内容を検閲している」事が発覚したのです。

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画像とURL

およそ8,700万人の個人情報が不正に流用された事件が発生するなど、その個人情報の取り扱いについて世界中から避難を受けているFacebookに、新たな火種が見つかりました。

なんとCEO自らがインタビューに対し、ユーザー間で利用するメッセンジャーのメッセージ内容を検閲している事を認めたのです。

もちろん20億人以上のユーザを抱えているので手動ではなく、メッセージ内容を監視システムに通し、特定のデータが認められた場合にそのメッセージを送れないようにするなどの処置をしているとの事。

今の所確実にチェックされるのは「画像」と「URL」で、画像を送信すると自動的にマッチングシステムを通過するようになっており、例えばそれが危険な画像(児童ポルノなど)であった場合に検出する事ができるそうです。

同様にURLを送信した場合、マルウェアやウイルスなどの危険がないか自動的にチェックし、問題があればメッセージそのものをブロックしたりするとの事。

しかしこれはユーザ間における全てのやりとりに対して行われている検閲行為であり、例えこれが正義に基づいた行動だとしても、ユーザに明かさずプライバシーを侵害し続けていたと受け取る人は少なくないでしょう。

Facebookは個人情報の不正流出などの問題も含め、現在プライバシーに関する規定などを見直しているそうですが、そもそもその取り扱い自体を問題視する声は少なくありませんでした。

そこにもっともプライバシーが守られるべきメッセンジャーの検閲行為発覚ですから、これらの問題は利用者らにとってますます大きな問題になっていくと考えられます。

まとめ

今回はCEOのインタビューや広報担当からの説明で、メッセンジャーにおける「画像」と「URL」の検閲が自動的に行われている事がわかりましたが、この2つだけであるという保証はどこにもありません。

もしかしたら今後、「テキスト」においても「特定のキーワードがあった場合はフラグを立てる」といった、さらなる検閲行為が明らかになるかも知れませんね…。

参考:Bloomberg

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